祝賀御列の儀「即位パレード」秋の沿道 ティアラ輝く

令和元年11月10日、午後3時から祝賀御列の儀・天皇陛下の即位を祝うパレードが行われました。

全国より警察官の応援も含め2万6千人厳戒態勢の中、4.6㎞のルートで約30分のパレード。

おことばを交わされる姿も睦ましく、穏やかな表情。

 

パレード

 

午後3時ごろ

陛下は燕尾服に勲章

妃殿下はロングドレスにジャケット、ティアラ

 

引用:ANN

 

奉祝行進曲「令和」楽部の演奏。

運転は中村技官、時速10㎞で振動のないように運転。

菊の御紋の天皇旗をなびかせ皇居を出発。

宮内庁職員や皇宮警察官計約600人がお二人を見送った。

 

 

白い花のような雅子さまの笑顔

 

沿道には11万9千人。国旗を振る、スマホを高く上げる人々。

パレードコースには朝早くから大勢の人が詰めかけた。両陛下が乗ったオープンカーが二重橋を渡って皇居を出ると、早くも「わー」という歓声に包まれた。オープンカーは両陛下の姿が見えやすいように、後部座席は通常より4センチ後ろに下げられ、背もたれは垂直から後方に25度傾けて固定されている。

引用:毎日新聞

 

引用:FNN

 

皇居から赤坂御所までの沿道には大勢の人々が集まり、天皇、皇后両陛下はオープンカーから笑顔で手を振って丁寧に応えられていました。

即位から大型台風の影響で延長になったこの日は、晴天に恵まれ、街路樹は紅葉が始まり、暖かな日差しで皇后さまのティアラも輝き、まるで白い花のような笑顔。

大歓声に迎えられ雅子さまは涙をぬぐう場面も。

 

赤坂御所へ到着。

安倍首相・菅官房長官が並ばれ

「君が代」演奏。

 

祝賀御列の儀が無事終了。

 

ネットでは

 

即位おめでとうございます。

日本人であり、日本国籍であることを誇らしく思えます。

このよき日を、同じ時代に生きて見れることに感動しました。
災害はあるけど戦争のない時代。
戦争の経験のない天皇陛下と皇后陛下が象徴としてどのようなご活躍をさなされるか楽しみです。
とてもご立派な両陛下に国民は誇らしく感動しました。

引用:コメント

 

TVのインタビューでも

「雅子さまがとてもお綺麗でした。」

「お姿を見ることができ、感動しました。」

等、両陛下のお人柄でしょうか、国民からも祝賀ムードのコメント。

歴史好きの外国人からは「歴史の一場面に立ち会えた。」等の感想もありました。

また、10日限定でパレード記念郵便スタンプの押印もありました。

公益財団法人「日本郵趣協会」が主催する「天皇陛下御即位祝賀パレード展」と題された展覧会は、1894年発行の日本最初の記念切手「明治天皇銀婚記念」から今年10月18日に発行された「天皇陛下御即位記念」までの郵便切手や記念はがきなどを展示。さらに、パレードのパブリックビューイングなども行われるが、中でも注目されているのが、記念スタンプの押印だ。

スタンプは郵便物に押される消印の“特別版”。通常の消印は黒だが、「鳶(とび)色」と呼ばれる赤みがかった茶色が使われることが特徴となっている。パレードで使用されるオープンカーのトヨタ車「センチュリー」と鳳凰(ほうおう)がデザインされた小型印は、この日限定でこの会場だけで使用。郵便局名が「浅草」(今回の会場は豊島局内)となっているのは、当初のパレード実施日の10月22日は、浅草局内に展覧会場があったためという。

引用:スポーツ報知

 

 

国民の祭典

 

11月9日午後、皇居前広場で天皇陛下の即位を祝う国民の祭典が開かれました。

会場には約3万人が集まり両陛下を祝福されました。

 

天皇陛下御即位奉祝曲
組曲「Ray of Water」第二楽章「虹の子ども」
作詞:岡田恵和 作曲:菅野よう子 ピアノ:辻井伸行

第三楽章「Journey to Harmony」 歌:嵐

君が笑えば 世界は輝く 誰かの幸せが 今を照らす
僕らのよろこびよ 君に届け

はじめはどこかの 岩かげにしたたり 落ちたひとしずくの 水が平野流れ
やがて研ぎ澄まされ 君をうるおし 鳥たちをはぐくみ 花たちとたわむれ
あの大河だって はじめはひとしずく 僕らの幸せも 大河にすればいい

ごらんよ 僕らは 君の そばにいる

君が笑えば 世界は輝く 誰かの幸せが 今を照らす
僕らのよろこびよ 君に届け

星明りにじんで ふと立ち止まったら 雨の匂いのなかに 虹のうたを聴こう
かすかなそのうた まるでひとしずく 静かにつながって 確かにつながって
青い空の下 夢など語りあう 愛とか語りあう それが僕の願い

ごらんよ 光は 君と ともにいる

君が笑えば 世界は輝く 誰かの幸せが 時代(とき)を照らす
僕らのよろこびよ 君に届け

君が笑えば 世界は輝く 誰かの幸せが 今を照らす
僕らのよろこびよ 君に届け

大丈夫 鳥は 歌っている 大丈夫 空は 輝いてる
大丈夫 水は 流れている 大丈夫 海は 光っている
大丈夫 君と 笑ってゆく 大丈夫 君と 歩いてゆこう

 

国歌斉唱「君が代」
独唱:ソプラノ 森谷真理
斉唱:参加者合唱 演奏:三自衛隊音楽隊

 

嵐の歌に雅子さまが涙ぐまれ、陛下はおことばの中で台風19号で被害に遭われた方に対し心を痛めていると。提灯を振って国民の声・祝福に応える姿も見られました。

 

天皇陛下のおことば

 

先に即位礼正殿の儀を行い、即位を内外に宣明しました。そしてきょう、ここに集まられた皆さんからお祝い頂くことに感謝します。
即位から約半年、多くの方々から寄せられる気持ちをうれしく思いながら過ごしています。またこの間、様々な機会に国民の皆さんと直接接し、皆さんの幸せを願う思いを、私たち2人で新たにしてきました。

そのなかにあって、先月の台風19号を始め、最近の大雨などによる大きな被害に、深く心を痛めています。亡くなられた方々に哀悼の意を表しますとともに、ご遺族、被災された方々にお見舞いを申し上げます。寒さが募るなか、避難を余儀なくされ、生活再建が容易でない方が数多くおられることを案じています。復旧が進み、被災された方々が安心できる生活が一日も早く戻ることを、心から願っています。

ここに改めて国民の幸せを祈るとともに、我が国の一層の発展と世界の平和を願います。きょうは寒いなかにもかかわらず、このように大勢の皆さんが集まり、即位をお祝い頂くことに深く感謝致します。

 

 

 

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