「なんてきれいな色の朝顔なんだろう」と初めて見た時に思いました。ヘブンリーブルーの青に魅了され好きになる人も多いでしょう。名前もいいですね。意味は「天上の青」、「天国のような青」、Heaven(ヘブン=天国・美しい意味)から「麗しき青」、「神々しい青」等どれも素敵なイメージですが、どれがお好みでしょうか。
ヘブンリーブルーとは
ヘブンリーブルー(空色朝顔)は熱帯アメリカ原産のヒルガオ科の1年草です。
一つの花径に3~5花つける西洋系の朝顔。
多花性でたくさんの色鮮やかなブルーの花を付けます。
葉は丸い感じのスペード型、日本の朝顔のような毛はありません。
5月の連休頃に種を蒔き8月~10月頃まで花を楽しめます。
ヘブンリーブルーは花持ちが良く真夏でも昼頃まで咲いています。秋になると夕方まで、場合によっては次の日まで咲くこともあります。
種が取れにくいというのが残念なところです。本来の熱帯植物なので日本では未熟種子で終わってしまうことが多い。
熱帯に咲く光景も見てみたいですね。
ヘブンリーブルーの育て方
●種まき
ヘブンリーブルーの種の殻は固く発芽率が悪いので種の少し尖っているところをカッターやハサミで中を切らないように殻を少しカット。
水に浸けて(1~2晩)から土に指・第一関節くらいの穴を作って種を入れ土をかけます。
土は一般的な花と野菜の培養土か赤玉土6と腐葉土4を混ぜたものを使用。
*苗を買う場合は、葉につやがあり色が濃く、株ががっしりしていて害虫がついていないものを選ぶと良いでしょう。
●好む環境・水やり
出来るだけ日当たりの良いところで水やりは土が乾いたらやる。
●肥 料
肥料は生育時期に2週間に1回、固形肥料か液体肥料。窒素系の多い肥料を与えるとつるばかり伸びて花付きが悪くなります。蕾も付かないこともこともあるので注意して下さい。
●害虫駆除
アブラムシ等の小さな虫がついていたら殺虫剤を使ってもいいですが、早めにセロテープで取り除いておくといいでしょう。
ナメクジも葉や茎を食害するので駆除剤をまいて防除。ビールにつられる習性もあるのでカップにビールを入れて置くと中で溺れ駆除できます。
●花ガラ摘み
開花時の咲き終わった花ガラは摘んでおくと見た目もきれいに保てます。
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摘心(てきしん)
摘心は本葉5~8枚あたりでするといいです。
摘心した本葉の下より脇芽が伸びてきます。
グリーンカーテン、フェンス等の広い場所にも向いてますね。生垣風にも仕立てられます。1階から2階まで覆うようにネットに這わせるのも素敵ですね。
脇芽が出やすいので支柱やネットに誘引するとつるがどんどん伸びてくれます。
放置しておくと成長が早いのでつるが絡まり収拾がつかなくなってしまうので早めに誘引するようにしましょう。
引用:http://ord.yahoo.co.jp
花言葉
ヘブンリーブルーの花言葉は「愛着」
花言葉の由来は、一般的な朝顔は昼頃にしぼんでしまいますがその後も咲き続け、開花時期も秋頃までと長く咲き続けることに因んでいるようです。
「天井の青」「天国のような青」という名前と花言葉の「愛着」なんとなく懐かしいようなノスタルジックな印象を受けるのは私だけでしょうか。
古い友人やお世話になっている方を招いたとき扇子の上に載せて飾りたい感じです。
長野県上伊那郡箕輪町にあるヘブンリーブルーの花畑です。見事ですね。
引用:ヘブンリーブルーの花畑
「大岩フラワーガーデン」より種を購入して育てました。今は、アーリーヘブンリーブルーの方が優秀で取り扱いはしていないようです。
ヘブンリーブルーは、種をカットして水に浸けてもやはり発芽率は悪くて、芽が出たものを土に植えても成長してくれるか心配で…
その内いくつかはうまく成長してくれ、しばらく放っておくとつるがグルングルン、小さい虫がついているのを発見、駆除とちょっと手間が掛かりますが、成長が早く楽しいです。
そして、何といっても花の色が美しい。
亡くなった大切な家族もこのような美しい空色の花畑の中で穏やかに過ごしているといいなぁ。。。とこの花を眺めてしまいます。