7月27日(土)・28日(日)金華山黄金山神社で龍神まつりが行われます。
全長20m、重さ100kgの龍体が地元の氏子・踊り手の龍衆(じゃしゅう)10人によって操られ、玉を追ってまるで生き物のように踊ります。
昭和58年に海中から「八大龍王神」の石碑が発見されたことで復活したお祭りです。
嘉永3年と刻まれており、漁船の安全を護るため丘陵に建てられていたものが、永い年月の間に、山崩れ等の変動によって落下、海に沈んでしまったものと思われます。
龍(蛇)踊りの前に境内の八大龍王神の碑の前で祝詞奏上や玉串奉奠(たまぐしほうてん)などの神事が行われます。
概要
金華山黄金山神社まつり龍(蛇)踊り奉納
開催日 | 7月27日(土)・28日(日) |
奉納龍(蛇)踊りの時間 | 11:00~、13:00~ |
場所 |
金華山黄金山神社 金華山特設場 石巻市鮎川浜金華山5 |
お問合せ |
金華山黄金山神社 石巻市観光協会牡鹿事務所 |
関連サイト |
境内案内MAP
奉納・龍(蛇)踊り
龍(蛇)踊りは、2部構成。
第1部は、長崎くんちの龍(蛇)踊りを踏襲した舞です。銅鑼(どら)や太鼓、ラッパの鳴り物に合わせ龍が金の玉を追いかけ、とぐろを巻いたり会場を縦横無尽に動き回ります。
第2部は金華山オリジナル。龍は、お神酒を飲み寝込んでしまいます。太鼓の音で目覚めた龍が再び玉を追いかけ、後半白煙の中、金の玉を口にくわえ頭を高くもち上げる。龍が雲の中を上っていく様を表現していておすすめの見どころです。
龍衆は、龍の絵柄が入った法被に白足袋姿で、国際色豊かな長崎の龍(蛇)踊りより日本のお祭り・神事色の濃いものになっています。
2部で龍が飲んだお神酒は、奉納が終わった後、皆さんにふるまわれます。
金華山黄金山神社
天平21年(西暦749年)聖武天皇の御世に朝廷に黄金を献上。大仏建立に黄金を必要としていた天皇は大いに喜ばれたそうです。
中古以来、辯財天 (べんざいてん)を守護神として多くの信仰を集め、平泉の藤原家、石巻城主等時の権力者の御寄進を受け荘厳美麗を極めます。
東奥の三大霊場 (出羽三山・恐山・金華山)として修験者が次々と来山、修行を積んだ者は、金華山信仰を各地で広めていきました。
金華山鳥瞰図
吉田初三郎の金華山鳥瞰図が展示されています。
青色彩が美しい金華山の風景です。
吉田初三郎は明治17年、京都に生れ、友禅図案画工から洋画家鹿子木孟郎の門下生となり、師の勧めで今でいう商業デザイナーとなったが、大正2年に手がけた鳥瞰図が評判となり、以来、各地の鳥瞰図を次々に制作、その独特の構図と色彩の美しさで一世を風靡し、大正の広重と謳われた。
アクセス
●鮎川~金華山
鮎川港まで…JR仙石線・石巻駅よりミヤコーバス鮎川行き(大人片道1,470円)で1時間30分、鮎川港前下車、徒歩5分。または三陸自動車道・石巻河南ICより車で1時間。
金華山まで…鮎川港から連絡船で約20分。(※定期便は日曜日のみ運行。それ以外は各社へお問合せください)
船便の運航問合せ(鮎川~金華山) 金華山航路事業協同組合(定期便※日曜日のみ)0225‐44‐1850 (株)金華山観光 0225‐45‐3377 シードリーム金華山汽船(株) 0225‐44‐1055 遊覧船なべちゃん 090‐7074‐7717 くろしお 080‐1658‐3634 シードリーム 0225‐45‐2711 |
※駐車場は周辺の整地された敷地に駐車。
●女川~金華山
女川まで・・・JR石巻駅から石巻線で30分、女川駅下車。または三陸自動車道・石巻河南ICより車で30分。
金華山まで…女川港から船で約30分(※定期便は日曜日のみ運行。それ以外はお問合せください)
船便の運航問合せ(女川~金華山) 潮プランニング 0225‐98‐9038 |
●金華山桟橋~
桟橋より神社まで神社所有車で送迎
宮城県の牡鹿半島の先の離島・金華山
なかなかの道のり。
巡礼のような…
「3年続けてお参りすれば一生お金に困ることは無い」
と言われています。
今から1200年もの歴史ある金運パワースポットです。
島全体が神域で島に暮らす約500頭の鹿は「神鹿(しんろく)」神の使いとして大切にされています。
写真提供:宮城県観光課