政宗が気に入っていたという刀が仙台に戻ってきました。
3月19日(火)~31日(日)仙台市博物館で特別公開されます。
政宗愛用「鎺国行」は刃文が美しい
伊達政宗が愛用したとされる名刀が仙台市博物館に寄贈されました。報道陣に公開されたのは鎌倉時代に作られた刀で全長およそ92センチ、刃文が美しいのが特徴です。
伊達政宗の甲冑というと黒。
黒い兜に大きな細い三日月。
というイメージです。
政宗の甲冑にピッタリの刀です。
秀吉に鷹を贈ったお礼
伊達政宗が豊臣秀吉に鷹を贈った際にお礼として受け取ったもので、政宗が生涯にわたって愛用したとされています。
戦国大名らしいですね。
仙台に戻ってきた政宗の愛刀
この刀は県外に住む刀剣の研究家が所有していましたが、去年、亡くなったことから本人の遺志に沿って仙台市に寄贈されました。
仙台市博物館・高橋あけみ学芸員は「晩年まで政宗が愛刀として挙げていた太刀なのでそれが仙台に戻ってきて非常に喜ばしいことだと思います」と話していました。
さすが研究家、きれいに保存されてますね。
そして戻してくれるなんて。
歴史好き、市民もうれしいですね。
特別公開
この刀は、19日から31日まで特別公開され、刀に添えて秀吉が政宗に宛てた礼状もあわせて展示されます。
仙台市博物館
資料寄贈記念 特別展示
期間:3月19日(火曜日)~3月31日(日曜日)
場所:常設展 展示室
観覧料 |
一般・大学生 460円(団体 360円) 高校生 230円(団体 180円) 小・中学生 110円(団体 90円) ※特別展は別途 |
太刀 無銘 号「鎺国行(はばきくにゆき)」
伝 来国行(らいくにゆき)作・鎌倉時代
お問合せ |
仙台市博物館 〒980-0862 仙台市青葉区川内26<仙台城三の丸跡> 【お問い合わせ(情報資料センター)】 TEL:022-225-3074 |
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