新型コロナウイルス感染者が日本でも100人を超えました。
中国では死者1000人、1日で100人を超え、外出禁止令も出ています。
日に日に感染者が増えているので、日本政府への早い対応が求められています。
目次
ダイヤモンド・プリンセス
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」
乗客乗員約3700人
60代~90代 | 20代~50代 | 未成年 |
2144人 | 484人 | 38人 |
3日夜から横浜沖に停泊、香港の感染者が乗っていたことから入国拒否。
水際対策を徹底すべきとの安倍首相の強い思いにより入国拒否
入国管理法第5条1項14号 日本の利益や公安を害する恐れがあると認められる理由のあるものは入国できない |
4日の夕食は船内レストランで、5日朝から船内アナウンスで客室から出ないようにルームサービス形式になった。
感染者の半数が70代以上
3月1日全ての乗客乗員下船
新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で、すべての乗客乗員の下船が完了した。
1日に下船したのは、乗員63人と船内にとどまっていたインドネシア人68人のあわせて131人。
これで、すべての乗客乗員、およそ3,700人の下船が完了した。
下船のその後
検査で陰性、下船した乗客がその後の検査で陽性に。
国内
国内初の死者
2月13日、神奈川の80代女性が死亡。先月22日に体調を崩し、2月1日より入院、12日に容態が悪化。渡航歴はないとのこと。
東京都タクシー運転手70代男性(死亡した女性と親族)、千葉県20代男性、和歌山県50代医師の感染が確認されました。
中国では
新型コロナウイルスで死亡した人は中国本土で1000人を超えました。武漢市では事実上の「外出禁止令」が出されました。北京から報告です。
(千々岩森生記者報告)
11日の北京はPM2.5で真っ白です。日本では外出を控えるように呼び掛ける汚染のレベルで、部屋を換気しようにも窓を開けることもままなりません。中国本土の死者は108人増えて1016人に上りました。一日の死者が初めて100人を超えました。武漢市では自由な外出が禁止され、すべての住宅地を封鎖して市民を管理すると通達を出しました。さて、習近平国家主席ですが、10日にマスク姿で北京の集合住宅や病院を訪れました。現地視察が伝えられるのは初めてで、経済に強い危機感を示して「大規模なリストラを防ぐ」としました。さらに、「世論の誘導を強化する」と強調しました。中国メディアは連日、患者の肺炎が治って病院から拍手で見送られる姿を繰り返し報じる反面、毎日毎日、命を落としていく多くの人々の声はほとんど伝えません。習政権はこうした報道へのコントロールをますます強めていくものとみられます。
中国では13日朝、驚きの数字が発表されました。武漢がある湖北省だけで一日に200人以上の死亡が確認され、感染者も急増しました。
新型コロナウイルスとは
発熱や上気道症状を引き起こすウイルスで、人に感染するものは6種類あることが分かっています。そのうちの2つは、中東呼吸器症候群(MERS)や重症急性呼吸器症候群(SARS)などの、重症化傾向のある疾患の原因ウイルスが含まれています。残り4種類のウイルスは、一般の風邪の原因の10~15%(流行期は35%)の占めます。
症状は
発熱(37.5℃以上) 喉の痛み 咳や痰 肺炎
患者さんによっては、ほとんど症状が現れないケース、急激に呼吸困難症状が現れて死に至るケース、頭痛や消化器系の不調(下痢・吐き気等)があったあり、最初の検査で陰性でも後の検査で陽性になったりと判断が難しい様子です。
帰国者治療の医師によると「肺炎の所見がなく風邪と見分けにくい。インフルエンザより熱が長く続く」とのことです。
また、潜伏期間も~14日、12.5日等変わり、まだまだ実際の感染者の様子からデータを収集して出している感じがします。
感染者は心臓や脳にも異常 心臓細胞の壊死 脳細胞の充血 重篤肺炎から全身の肺炎、さらに他臓器不全 肝細胞の壊死 食道・胃:粘膜細胞の壊死 |
原因は
2019年12月 中国湖北省武漢市を中心に発生。
12月18日に行われた「万家宴」が感染拡大の疑いがあるとのことです。
新型コロナウイルスの肺炎患者が集中する中国の武漢で先月に4万世帯以上が参加する伝統的な大宴会が開催され、これによって感染が拡大した疑いがあることが分かりました。
食事会は「万家宴」と呼ばれる春節の到来を祝う中国南部の伝統行事です。各家庭が手料理を持ち寄って歓談するもので、武漢で先月18日に行われた今年の催しには4万世帯以上が参加したということです。武漢市当局はこの時点で41人の感染を発表し、「ヒトからヒトへの感染が排除できない」としていましたが、食事会は予定通り行われました。
致死率
致死率は3%
2%もっと低い可能性もとありますが、高齢者や心臓・脳の病気、糖尿病等の持病のある方、免疫力が落ちている人等は注意。
武漢では5% 十分な治療を受けられなかったことも考えられる。
予防
予防には手洗い、マスク着用(咳エチケット)
飛沫の大きさはマスクの網目より小さいが、咳・くしゃみの唾液に含まれるウイルスは防げます。また、ドアノブや共有部分で触ってしまったウイルスを知らずに触り、うっかり口や鼻を触ってしまう等ガードされているものがあればまだ安心。
咳やくしゃみでかなり飛ぶということは皆さん知っていると思います。
つば等大きいものは下に落ちますが、細かなもの・エアロゾルは空中に漂います。ウイルスがついた手で共有(職場等)するところにいるとデスク、受話器等々目には見えませんが、特殊塗料での実験ではかなりの広がりになります。
※エアロゾル:気体中に浮遊する粒子
手洗いは、指の一本一本、つま先、指の股等しっかり洗う。
防止、人に移さない為にもマスク着用、咳エチケットをするように気をつけましょう。
押すタイプのドアノブは肘で押して開ける。
マスク不足
店頭からマスクが消えた。
どこのドラックストアでもマスクがありません。店頭に出るとあっという間になくなってしまいます。
医療機関でも不足しているということで、治療をする医師、看護師のマスク、消毒・殺菌アルコールが足りていなく閉院せざろうえないところも出てくるとのこと。優先的に回してもらいたいですね。
予告をすると人が殺到するので店側は、スタッフの揃っている時に出すところあるようです。
100均、ホームセンターで「お一人様1個」「1家族1箱」等個数制限をして出しているところもあるので買い物の時は注意して周りを見ているといいかも。
また、ネットでは手作りマスクもあって布製のカラフルなものもあります。昔はガーゼマスクでしたから、飛沫防止に器用な方は手作りしてもいいですね。
市販のもので洗えるマスクを使っている人もいました。使い心地は初め少し匂いが気になったが洗えば大丈夫と言っていたので、チェックしてみて気になるようであれば一度洗ってから使うのがいいっぽい。
このマスク不足は3ヶ月位続くとの見方も(過去の例から)。
厚生労働省の電話相談窓口
厚生労働省の電話相談窓口
電話番号 0120-565653
受付時間 9:00~21:00 (土日・祝日も実施)
各都道府県窓口
これから
日本感染症学会は
「すでに街の中で散発的な流行が起きてもおかしくない状況」
と言っています。
政府の対応が遅く、検査基準も?、武漢から帰国した人を帰したり、それは予測できるでしょう?等々その感覚は「本当にそれで日本国民を守れる?」と疑問に思えるような。。。すでに日本人同士の感染が起きているので「湖北省しばり」をなくしたり各自治体でも動き始めています。
仕事上、接客や電車通勤、長い間閉鎖した空間にいなければならない方はしっかりと予防したいところですね。
PCR検査
民間企業のPCR検査は簡単でやる気になればすぐに出来るとのこと。早く導入してもらいたいです。
ワクチン
英公立研究大学でワクチンを開発。開発期間を2,3年から14日に短縮可能とのこと。
WHOは、ワクチン・治療薬の専門家会合を開催し「世界流行を阻止できる可能性」があることを発表。