青、黄緑、紫、色とりどりの宝石のような野葡萄。夏から秋にかけて山や野原で見かけます。実そのものは不味くて食べられませんが、昔から民間療法で薬として利用され、馬の関節炎に湿布薬として用いられてきました(別名・馬葡萄と言われる由来)。実や葉を粉末にしたお茶も販売されており、お茶碗やお盆等の絵柄にも使われていますね。地植えや鉢植え、ミニ盆栽で野葡萄が実り色付くところを楽しんでいる方も。
引用:callex
野葡萄とは
ブドウ科の落葉低木の蔓植物(つるしょくぶつ)・多年草。山野に自生。
6月~8月、葉腋(ようえき)に薄緑色の小さな花をつける。
秋には球形の実をつけ熟していくと白から青や紫色に変化していく。
葉は広卵形で三つから五つに裂けていてる。
葉と対生して巻きひげが出てくる。
引用:http://search.yahoo.co.jp
斑入りの野葡萄の葉 観賞用です。きれいですね。
野葡萄の効能
野葡萄には次のような効能があるとされています。
●線維化で硬くなった肝臓を柔らかくして、脂肪肝や肝硬変に役立つ。
●血流をよくして、低下した臓器の働きをよくする。
●肝臓病だけでなく、糖尿病、関節炎、不整脈や花粉症などの体質改善にも利用されています。
●免疫力を高めてくれる。毒素の分解(解毒)、血行改善、鎮痛など
●非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)にも効果(NASH ナッシュ とは肝臓障害が起きる病状でアルコールを飲む人、甘いものの好きな方に多く潜在)。
他にも頭痛、抜け毛、のどの痛み、ぜんそく、アレルギー性鼻炎、吹き出物、動悸、息切れ、高血圧、生理痛、虫刺され、やけど、腰痛、神経痛等
野葡萄茶を飲み続けていたら何だか体の調子が良くなった。飲みやすい。という声も。
副作用がないというところがいいところですね。
野ぶどう茶
10パック1,188円~
2,400円~人気のようで在庫無も…
ご参考にどうぞ。
野葡萄の育て方
●日光を好むので、庭で植え付け、鉢植えの場所も日当たりの良いところを選んでください。
●植え付けは12月~2月。土は腐葉土に赤玉土を3割(水はけをよくするため)。鶏糞・堆肥・油糟などの肥料を入れるといいでしょう。苗の根は少し崩しても丈夫なので大丈夫です。
野葡萄は繁殖力が強いので株と株の間は2mくらい開けてください。鉢植えをする場合は一鉢に一株です。
●水やりはたっぷりと、夏場は毎日。鉢植えは土の表面が乾いたら鉢底から水が流れるくらいに。追肥は2~3ヶ月に1回位。
●梅雨明け頃から防虫対策。葉ダニが繁殖し葉病になることもあるので殺ダニ剤を噴霧。早めの防虫対策をおすすめします。
●葉や枝の剪定。まめに葉や枝を剪定することが大事です。風通しが良くなり、実にも栄養分が行きわたり実の付もよくなります。
地植えの野葡萄は葉や実が終わった後、株がしっかり成長している場合はつるや枝を結構ばっさり剪定しても大丈夫です。冬を越えてまた次の年にグングン成長してくれます。
≪送料無料≫プロも愛用の人気植物活力液!全ての植物にオススメ。
植物を超元気にする天然植物活力液「HB-101」。
植物本来の力を最大限に引き出せます。
野葡萄の季節・成長
7月頃 小さな花が
引用:http://search.yahoo.co.jp
8月頃
9月頃
室内で
風邪に揺れてなかなか撮れないので室内でも撮ってみました。
7月花が咲き、小さい青い実がついてきます。
花、小さい実、少し育った実
7月中旬過ぎ頃 実が成長
8月上旬 色付いてきました。
実を切ると中に種がこんな感じであります。