石巻の冬の風物詩となっているサン・ファン・イルミネーションツリーが11月8日(金)から翌年の2020年1月5日(日)まで開催されます。
サン・ファン・バウティスタ号が約1万球の電飾とライトアップで幻想的に彩られています。
1993年に復元されたガレオン船「サン・ファン・バウティスタ号」は、老朽化の為、2021年の公開展示を最後に解体される予定です。
戦国武将・伊達政宗の野望を乗せ、ここから、船が出航したんだなぁと、海と美しい伊達の黒船を観に行きませんか?
※イルミネーションの観覧はサン・ファンパーク及び展望棟上部からのみです。
目次
サン・ファン・イルミネーションツリー2019・概要
サン・ファン・イルミネーションツリー2019
開催期間 | 令和元年11月8日(金)~令和2年1月5日(日) |
点灯時間 | 日没(午後4時30分頃)~午後8時30分頃まで点灯 |
場所 | 宮城県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館)
宮城県石巻市渡波字大森30番地2 |
お問合せ | 宮城県慶長使節船ミュージアム
TEL:0225‐24‐2210 |
駐車場 | 有 無料 乗用車約300台、大型バス |
関連イベント
夜間特別開館~ファンタジーフェスタ2019~
サン・ファン館を特別延長!
暗くなってからのイルミネーションに彩られた美しい復元船をサン・ファン館から観ることができます。
その他にミニイベント等も予定されています。
開催日 | 12月21日(土) |
時間 | 午後4時30分~午後7時30分まで(最終入館30分前) |
入館料 | 一般:350円/高校生以下無料 |
※延長開館中は、サン・ファンシアター入場およびドック棟への立入り不可
サン・ファン・バウティスタ号って?
南三陸最南端、石巻。今からおよそ400年前、伊達政宗の命を受け支倉常長が慶長使節とサン・ファン・バウティスタ号で大海原へ出航。
仙台領内でのキリスト教布教容認と引き換えにノビスパニア(メキシコ)との直接貿易を求めて、イスパニア(スペイン)国王およびローマ教皇のもとに慶長遣欧使節を派遣。
1990年、先人の偉業を後世に伝えるため、使節のシンボルだったサン・ファン・バウティスタ号の復元に向けた県民の動きがあり、「木造船・原寸大・地元造船所・職人で建造」という基本方針で進められ、1992年起工式、1993年復元船の進水式が行われました。
全長 | 55.35m |
高さ | 48.80m |
最大幅 | 11.25m |
志津川の松1000本、牡鹿半島の杉1300本を伐採、全体で使った木材は住宅64棟分に相当するそうです。
東日本大震災を経て、現在、サン・ファン・バウティスタ復元船は、老朽化の影響で乗船見学とドック棟への立ち入りが中止になっています。
他イベント
企画展「サン・ファン号の全て 1993-2021」
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サン・ファン号の業績や役割を改めて振り返る「サン・ファン号ファイナルプロジェクト」
期 間:9/27~3/23
入場料:一般 350円 高校生以下無料
シンポジウム 時空をむすぶ帆船
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開催日 11/17(無料シャトルバス運行)
時 間 13:30~16:00
場 所 サン・ファン館 セミナールーム
参加無料・要申込(先着120名)
マンドリン演奏 記念講演 パネルディスカッション
アクセス
🚋 電車
JR石巻駅より石巻線でJR渡波駅下車後、徒歩約25分またはタクシー約5分
🚙 車
石巻河南ICより牧山トンネル経由(約30分)