学校を卒業し、就職活動は大変だったけど、勉強したことを活かし希望の職種・業界・会社に入れて社会人になり働き始めた。
キャリアアップの為に転職。仕事自体は全然嫌ではないのだけれど、働く環境が…
職場の環境が悪くて転職したのに、また?。。。
等々、いじめ、いやがらせ、賃金未払い
「パワハラ」「セクハラ」「マタハラ」
初めて経験するとどうしたらいいのか対応に困ってしまします。自分が悪いんだと思い込み誰にも言わす悩んで、体調不良、精神を病んでしまうことも。
一人で悩まず相談してみませんか?
職場でのトラブル相談機関をご案内します。
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目次
相談機関は?
仕事・職場のトラブルに関する相談機関は
「労働局」「労働基準監督署」「法テラス」
相談の内容や職業によっても窓口が分かれています。
労働問題に関する相談は、各都道府県の労働局「総合労働相談コーナー」
賃金未払い・解雇・長時間労働は、「労働基準監督署」
明らかに違法、訴えたいとなれば、「法テラス」
セクハラ・育児・介護・パート・均等法は、労働局内の「雇用環境・均等室」
行政関係の方であれば「人事院」や各省庁に相談の窓口があります。
他に都道府県、市町村、弁護士会や司法書士会、日本産業カウンセラー協会、社会保険労務士会等でも相談窓口がありますが、法律相談、心の相談、紛争のあっせん、紛争前に限る等その相談内容によっても窓口が違い、費用、時間、面談か電話か、予約は必要か等の違いがありますのでご確認ください。
どこに相談したらいいか分からない場合は、先ずは「総合労働相談センター」へ。どこに相談したらいいかの振り分け・情報提供も行っていて無料、電話・面談どちらも可、予約不要。土日祝、年末年始はお休みですのでご注意下さい。
法的な事であれば「法テラス」もどこに相談したらいいかの相談窓口の案内業務を行っています。電話問合せ・無料。
労働局「総合労働相談コーナー」
解雇、雇止め、配置転換、賃金の引下げ、募集・採用、いじめ・嫌がらせ、パワハラなどのあらゆる分野の労働問題を対象としています。
相談日時 月曜~金曜 9:00~16:30
土日祝・年末年始は受け付けていません。
費用 無料
電話又は面談。予約不要。
●個別労働紛争(労働条件について労働者・企業間での個々のトラブル)
職場でのトラブル解決をサポートするシステムがあり紛争調整委員会(労働問題の専門家)によるあっせん(紛争当事者の間に専門家が入って解決を図る)を行っています。
あっせんの流れ
労使間の問題発生 → あっせん申請 → 労使双方から事情を聴取 → あっせん開催(話し合い) → 解決・打切り・取下げ
労働基準監督署
労働基準監督署では次のことが相談できます。
・労働時間、賃金、解雇等の労働条件に関すること
・職場の安全や衛生に関すること
・労災保険に関すること
相談日時 月曜~金曜 8:30~17:15
土日祝・年末年始は受け付けていません。
費用 無料
電話、メール、面談で相談を受付しています。
●面談による相談で準備するもの
労働基準監督署は、企業が労働基準法を守っているかどうかを監督する機関ですので、あきらかな労働基準法違反がないとなかなか動いてくれません。
残業・給与不払いの給与明細やタイムカード、日報、就業規則、契約書等の労基法違反の資料があれば持参しましょう。
●電話による相談
労働条件について、平日夜間、土日・祝日にも無料で電話相談ができますので日中働いている人には便利です。
TEL:0120-811-610
法テラス
法的トラブルについての相談。法的トラブルかどうか分からない方もお問合せOKです。
●サポートダイヤル
TEL:0570-078374 (PHS可)
利用料 無料・通話料は利用者負担 3分8.5円
受付日時 平日 9:00~21:00 土曜日 9:00~17:00
日祝・年末年始休業
●弁護士との無料法律相談(3回まで)は要件があります。
・資力が一定額以下であること。つまり収入の多い人は利用できません。
・勝訴の見込みがないとはいえないこと。
・民事法律扶助の趣旨に適すること。
法テラス
10:00~16:00 土日祝・年末年始休業
法律相談の曜日等、地方事務所により対応が異なるので詳しくはお問合せ下さい。
メモを取っておきましょう
あまりひどい様な時は
書いておく。文書に残しておく。いつ、どこで、誰が、どうしたか…
後々、民事になった場合等役に立ちます。これも証拠になることもあるそうです。
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書くということ自体が、気持ちの整理に繋がったり、客観的に物事を見れるようになったりします。
また、法テラスのように30分無料等時間制限のあるところは、話をまとめておかないとあっという間に時間が過ぎてしまい、肝心なところを相談できなかったということにもなりけねないので、相談の前に話をまとめておくことがポイントです。
行政に対しての苦情
地域住民からの国や行政機関に対する苦情や要望を受け付け、調査をしてその改善を目的としている機関です。
SNS
最近では、SNSに投稿というのもよく見かけます。
相談しても埒が明かない。
被害に遭っている方々がたまりかねて団結、声を上げる、
あまりのひどさに周りが見かねて隠れて撮ったというのも多いですね。
ニュースでの「セクハラ」「パワハラ」「暴力」見るのも聞くのも辛いです。
ストレスによる体調不良を和らげる
体調不良で病院に行くも異常なし。内科ではなく脳神経科か?異常なし。次は、歯科…。
頭痛、腹痛、のど・首・肩が痛くて吐き気もする、でも、原因不明。
家にいると体調がいいけど、職場に行くと体調が悪くてつらい。。。ストレスによる体調不良。
奥歯を噛み締めていませんか?
知らず知らずのうちに力が入り、我慢して奥歯をぐっと噛み締めていませんか?
奥歯を意識して少し隙間を空ける・浮かせるようにしてみて下さい。少し楽になるかもしれませんよ。舌に歯のあとがついていませんか?舌を伸ばしたり縮めたり、上下左右に動かすようにしてみて下さい。何も言えずに舌も固まっていたんだなぁと感じるかもしれません。歯磨きの時に舌の側面を軽くブラッシングでちょっとすっきり。
緊張してのどがカラカラになってませんか?
あごの骨の下・唾液腺を指で押してみて下さい。唾液腺を刺激して唾液を出すようにすると免疫力が上がるそうです。
他にも、体を動かす・運動する・よく笑うようにする等も免疫力をUPさせるそうです。
無理をしない範囲で試してみて下さい。
そして、身体を休めることも忘れずに。お風呂に入ってリラックス。ホットアイマスクで視神経を休ませる。寝不足も副交感神経が機能せず自律神経が乱れるので十分睡眠をとるようにしましょう。寝る前の軽い運動、睡眠を促すハブティーを飲む、照明をだんだん暗くするというのも睡眠導入にいいようです。
早めに見切りをつけるのもありです
転職するのもまた一つの方法。環境・条件の改善等、上司や関係機関に相談しても問題の解決、改善の見込みがないなぁと思ったら、
ここに居ても体を壊すだけ。
5年後10年後が見えない。
将来が見えない。
ここに費やす時間がもったいない。
と感じたら転職に向けて動いても。家賃を払って生計を立てている、養う家族がいるのでと収入が途切れて困る方は、できれば働きながら仕事を探しをするのがおすすめです。収入がなくて焦って転職してしまい、またひどい目に遭いましたという相談も多いです。
辞められない(人手不足等)、辞めさせてもらえない、逆に転職回数が増えるので…と悩んでいる方もいますが、「自分はこれでいいのか、このままでいいのか。」ということを一旦考える時期があっていい、いや、した方がいいと思います。
自分が何をしたいのか、どんな仕事をしたいのか、どのような人生をおくりたいのか。
転職することは悪い事ではないですよ。悪い事のように思ってしまう人もいますが。
転職をするという選択、次に繋げるために(職歴として)1年は頑張ると期限を決めて頑張る!のでもいいし、働きながらフリーランスを考えるでもいい。
ただ、そのことを話したいということであれば、ハローワーク相談窓口(労働トラブルの介入はしていません)で相談してみるのもいいですよ。求職申込(登録・無料)をして相談ができます。求人情報も収集。守秘義務があるので、相談したこと等外に漏れることはないので安心です。
行政機関の窓口をご利用にあたって
行政機関のHP、ポスター、チラシを見て、何だか分かり難いものが多い。。。と感じる人もいるかと思います。普段使わない業界独特の用語・表現方法で利用者にお知らせする気があるのかなと思ってしまうものまであります。
そして、利用にあたってはそれぞれ各所のルールがありますので(そこはお役所なので)、要件に合うかどうか、相談にたどり着くまでは登録や確認事項、説明等様々なものがあり、それをまず聞いてきます。
電話口や窓口の職員・相談員はそれとなくその要件に合っているのかを質問してきますので、そこはその流れに乗って答えていくとスムーズに利用できると思います。
なんだ面倒くさいなぁと確認事項でイライラして苦情を言っているとかえって時間がとられてしまうので、急いでいるときは「あまり時間がないんです。」とか「何時までここを出たいんです。」等と最初に言っておくと職員・相談員もそれなりの対応をしてくれると思いますのでお時間のない人は言ってみて下さいね。