ラ・フランス香りがよくてトロっとした上品な甘みが美味しいのですが、食べ頃が難しい・変色しやすいというところが…カットフルーツがみずみずしく鮮度を保つ技術が開発され、もっと手軽にいただけるようになったとのこと。
ラ・フランスは、1864年フランスで発見された品種ですが、気候風土が合わなかっため、ほとんど生産されていないそうです。こんなにおいしいのに残念ですね。
ラ・フランスという呼び名も日本独特で、本国フラスでの品種名は発見者の名を取って、クロード・ブランシェ(Claude Blanchet)と呼ばれています。
ラフランスは追熟が必要な果実です。5日~2週間。
ラ・フランス解禁
山形の秋の味覚、ラ・フランスの販売が全国一斉に始まった。今年は手軽に味わえるようにと新たな販売の形もお目見えした。
全国の生産量の8割を占めるラ・フランス。県は、店頭に並ぶ商品の「食べ頃」を一定にするため、毎年、販売の解禁日を設け、今年で6年目になる。このうち、22日は、冷蔵で熟成させたラ・フランスが販売日を迎えた。
今年の出来は?
試食した女性は
「今年初なのでとても美味しい、みずみずしい」
「子どもたちが果物すごく好きでラ・フランスも好きなので楽しみ」
引用:さくらんぼテレビ
美味しいようですね。
県やJAによると、今年は夏の猛暑と水不足、さらに収穫直前に台風にも見舞われたが、品質も糖度も上々で収穫量は、平年並みの約1万6300トンを見込んでいる。
【県農林水産部園芸農業推進課・近野広行さん】
「ようやく販売開始基準日になった。非常に美味しく仕上がっている。山形県のラ・フランスはこれからも全国一を当然維持し続けていく」
新たな形でラ・フランス販売
「ラ・ラフンスの販売開始に合わせ、22日からは新たな形でラ・フランスが販売されている」
エスパル山形の「ハタケカフェ」では、カットされたラ・フランスの販売が始まった。これまで、ラ・フランスは他の果物に比べ痛みやすく、変色もしやすいなど品質の維持が難しく、カットフルーツの販売は不向きとされてきた。
「けさカットしたばかりのラフランス。7時間以上経過したとは思えないほどみずみずしい。新鮮でおいしい」
美味しさの秘密は
美味しさの秘密は鮮度保存液。県農業総合研究センターが5年かけて確立した技術で、保存液にカットしたラ・フランスを3分ほど漬けると約3日間、鮮度を保つことができる。カットフルーツにすることで若い人にも手軽にフルーツを楽しんでもらい需要拡大が期待される。
県は今後、この技術をさらに広め、スーパーなどでもカットされたラ・フランスの販売を進めていく考え。
日本の技術は素晴らしいですね。全国各地でラ・フランスのカットフルーツがお目見えしますね。スイーツ屋さんも大助かりではないでしょうか。
ラ・フランスの「カットフルーツ鮮度保持技術」に関する説明会の開催
ラ・フランスの「カットフルーツ鮮度保持技術」に関する説明会の開催
平成30年10月30日(火)
村山総合支庁本庁舎 301会議室(山形市鉄砲町2丁目19-68)
(1)「カットフルーツ鮮度保持技術」の概要説明と活用法の提案
(2)デモンストレーション・試食
ラ・フランスを用い、「カットフルーツ鮮度保持技術」を活用したカットフルーツの製造実演と試食。
ラ・フランスを美味しくいただくにはこちらをご参照ください。川口観光果樹園
デリケートな果物ですね。