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つまみ細工の作り方・髪飾り「丸つまみ」「剣つまみ」を紹介 Uピン使用で使い勝手がいい

つまみ細工は布を正方形にカットし、ピンセットでつまんで花等をつくる、江戸時代から続く日本の伝統工芸です。基本は丸つまみと剣つまみ、その応用の組み合わせで花や鳥等を作り出していきます。日々の暮らしにアクセサリーや小さな雑貨等、ちょっとした彩を添えることができます。

 

 

今回は基本の「丸つまみ」の髪飾りをご紹介。Uピンで遊びがある(花部分を固定しない)使い勝手のよい初めてでも簡単に作れる髪飾りです。楽しんでつまんでみて下さい。

 

 

準備するもの

 

※つまみ細工に必要なものは手芸店や100ショップ等で入手できます。

布(ちりめん ポリエステル以外の薄手の張りのある生地)カット済みの布も有

カッターマット ステンレス定規 ロータリーカッター

厚紙(0.4~0.5㎜程度 台紙) はさみ 目打ち

ピンセット 糊(つまみ細工専用がおすすめ) ボンド 

糊板(牛乳パックをばらし洗って乾かす) ヘラ 爪楊枝

ヘアピン Uピン ペップ

 

 

100円ショップのちりめんはほどけやすかったり返しの形を作りづらい感じがしますが、ポイントで糊付けをして固定してしまえば大丈夫。扱いづらいのですが汚れに強いです。バックのチャームやストラップ等、日常使いには向いています。

手芸店のちりめんの方が扱いやすく、豪華で繊細な作品を作る場合は一越ちりめんや羽二重(はぶたえ・平織正絹生地)の方が薄手で張りがあり、重ね折りもきれいに仕上げることができるので向いています。

●100均のちりめん 値段が安い 扱いづらいが汚れに強い

●手芸店のちりめん 値段・中間 厚みがあるが扱いやすい 練習用にいい

●一越ちりめん 羽二重 値段が高い 繊細なコサージュ、髪飾りに向いている

それぞれの布の特徴をつかみ、用途に合わせて上手に使い分けて下さいね。

 

本来、つまみ細工は髪飾り・コサージュ等、繊細に扱うものなのでしょう。ちりめんは洗えるものではありません。雨がかかるとしぼんでしまいます。が、現在、材料も手軽に手に入るようになったし、手作りを楽しむ方も多く、何と言ってもきれいだし、かわいいので普段使いでどんどん作って楽しみましょう。

 

 

つまみ細工ができるまで

 

つまみ細工を初めて体験する方にできるまでの流れをざっくりと紹介しますので、大まかなイメージをつかんでもらえればと思います。

 

●布をカット:布を正方形に裁断します。3㎝、2.5㎝、2.25㎝…作品により

●土台を作る:花びらを葺くための土台を準備します。

●つまむ:裁断した布をピンセットで花びらの形に折りたたみます。基本は2つ。

●糊をつける:つまんだ布を糊をのばした板に並べます。

●葺く:つまんだ花びらを土台にのせて花の形に作っていく作業を葺く(ふく)と言います。

●飾りをつける:葺いた花にペップなどの飾りをつけて仕上げます。

 

 

土台をつくる(丸台紙に布をくるむ)

 

●丸台紙の作り方

厚紙に円を描いてはさみでカット。コンパスカッターでも可。

台紙に薄くボンドを塗り、一回り大きい布に貼ります。

布のふちにボンドをつけ布でくるんでいきます。紙の白地が見えてもOK。

目打ちで土台に穴をあけます。ヘアピンの場合は1つ Uピンは2つ

 

ヘアピンは出来上がりの向きや位置を気を付けて、Uピンは折りたたんだ方から刺します。つるんと布が張ってある方が髪にあたる側で折りたたんだ方に花を葺きます。

Uピンに遊び(花の角度調整)ができるように小さな長方形の布の端にボンドを付けてUピンの頭を被うように貼ります。ポイント!

 

 

糊板を準備

 

牛乳パックをばらし、きれいに洗い乾かしたものを用意します。ヘラも牛乳パックを適当にカットしたもので十分です。もちろん、糊板・ヘラは市販のものを使用してもいいです。

牛乳パックに糊をのせ左から右、上から下へ均一になるように伸ばします。糊の厚さは2㎜位にします。

 

丸つまみ

 

つまみ細工の基本のひとつ「丸つまみ」

 

材料

ちりめん(花)2.25㎝四方×5枚 Uピンの丸土台(直径1.5㎝) 素玉ペップ

できあがり花直径サイズ2.5㎝ (花3㎝、丸土台2.5㎝でも可・できあがり3㎝)

 

●丸つまみのつまみ方

正方形に切った布をピンセットで手前に折りたたみ、親指で押さえピンセットを抜きます。

山の手前を若干浅く折り(内側になる)接着面に少量の糊をつけると仕上がりがきれいで扱いやすい。ポイント

 

布の真ん中に挟み直し、さらに半分にたたみ、ピンセットを抜いて中央でしっかり挟みます。

 

挟んだところから両端を指で持ち上げ山と端を合わせ人差し指と親指で押さえます。

花びらのふちが出るようにピンセットを立ててつまみ直します。これでできる丸みを「返し」と呼びます。返しをきれいに作っておきましょう。

 

●葺く

花びらの背にピンセットを挟み直し、布の裁ち目がしっかりつくように糊板に置きます。

土台にボンドをつけます。花びらを一枚ずつピンセットで取り、土台の上に葺きます。

 

花びらが5分の1ずつにくるように置きます。形は後で整えるのでここはテンポよく、中心の先端はきれいになるように。

つまみの足の間にピンセットを差し込み、足を左右に開きます。足を内側に曲げ土台にしっかり付けます。接着剤が足りないようなときは爪楊枝で足の下に塗りましょう。

 

花の形を整えます。花びら一枚の中心、3本線のふくらみが出るように、すべての花びらの返しを整えふっくらと立体感がある感じに仕上げます。

小さくカットしたペップの下端にボンドをつけ、花の中心に差し込み、できあがりです。

 

 

剣つまみ

 

●剣つまみのつまみ方

丸つまみと同様、はじめは対角線上にピンセットで挟み手前に三角にたたみ(手前の山を若干浅く糊を少量)、輪を右に向きを変え、真ん中をピンセットで挟み手前にたたみます。

 

さらに三角の真ん中にピンセットを挟み手前に折りたたみます。

端を人差し指と親指でしっかり押さえ、花びらの角をピンセットでつまみ引き抜いて剣のようなしゅっとしたつまみに仕上げます。

 

●剣つまみの葺くは丸つまみと同様

 

剣つまみ 白い花の髪飾り

組紐でさがりを作ると揺れる感じがかわいいです。

 

           丸つまみ応用 源平咲き分け(桃の花)

           Wクリップ使用グルーで接着

 

 

すみれ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

応用で牡丹やバラもできますのでいろいろ試して楽しんでみて下さいね。