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ミョウバン水の作り方・消臭効果・使い方:洗濯、掃除、足の消臭にも

消臭効果があるミョウバン水。ミョウバンは食品にも使われているので注意して使えば安心。気になるペットの臭い、掃除、洗濯といろいろな用途に使えます。アロマオイルをプラスすると香りも楽しめます。作り方・使い方も簡単で経済的。

 

 

ミョウバンとは

 

ミョウバンとは1価の陽イオンの硫酸塩と3価の金属イオンの硫酸塩の複塩の総称。高い温度で溶けやすく水溶液は弱酸性。

ここで使用するものはスーパーの乾物コーナー等にある焼きミョウバン。焼きミョウバンは硫酸カリウムアルミニウムを加熱して作られています。食品添加物として茄子漬の色止めや根菜のアク抜き、煮物の煮崩れ防止に使用されているものです。

 

 

ミョウバン水の作り方

 

まずは原液を作って、原液を薄めて使います。

用意するもの

焼きミョウバン

水(水道水)

空のペットボトル(よく洗って乾燥させる)

スプレー容器(100円ショップや無印良品などで購入できます)

 

【ミョウバン水の作り方】

原液 水150ccにミョウバン5g 水が300ccの場合はミョウバン10g

●空のペットボトルにミョウバンを入れ水を入れる。

●ペットボトルを振ってミョウバンと水をよく混ぜる。

●1~3日冷暗所に置いてミョウバンが溶けるのを待つ。

 (早く作りたい場合はぬるま湯を使うと早く溶けます)

透明になればミョウバン水の原液完成!

原液を10倍に薄めたものをスプレー容器に入れて使用。

ペットボトルやスプレー容器には「ミョウバン水」と書いておきましょう。

 

 

消臭効果・アロマオイルで香り付け

 

古くは古代ローマ時代から消臭・制汗剤として使われていたとされています。水溶液は弱酸性なのでアンモニア臭を中和。

ペットのおしっこの臭い、洗濯の生渇き、靴箱や玄関、ソファー・枕などの布製品、ゴミ臭等にも効果あり。

また、ワキや足の臭い、頭皮にも効果があるとされていますが、肌に初めて使用する方は目立たないところに少量塗ってアレルギー反応がないか試してからご使用ください。

 

アロマオイルを数滴入れると香りを楽しめます。

 

【アロマオイル入りミョウバン水の作り方】

●薄めたミョウバン水にアロマオイルを数滴入れるだけです。

 

 おすすめは        

ペパーミントとティートリー(殺菌消毒作用) ★爽やかな香りです。

レモングラスやラベンダー(リラックス効果)等の柑橘系フローラル系もお好みで。

 

***おすすめアロマオイル***

アロマディフューザー・アロマオイル

 

日々の生活に香りを取り入れる。加湿器(対応のもの)に入れ乾燥した部屋に潤いと共に。

リラックスして眠りたい時、集中したい時、お気に入りの香りを見つけてはいかがでしょうか。

 

 

 

使い方・用途

 

臭いが気になるところにスプレーでシュッシュッとするだけ

 

掃 除

 

台所やお風呂場の水垢、水回りの白い汚れ、水道水のカルキ汚れ、石鹸カス、排水溝、トイレなどのアルカリ性の汚れに効きます。ミョウバン水を吹きつけ少しおいてからスポンジなので擦って下さい。

拭き掃除をするときもバケツにミョウバン水を入れると雑巾の臭いもなくなります。

 

洗 濯

 

ミョウバン水を50ml~100ml洗濯層に入れて洗濯。トイレトレーニング中のお子さんがいる家庭では洗濯物のおしっこの臭いが気になるということも。アンモニア臭に効果ありで臭いが消えます。

 

足の消臭

 

汗をかく夏、毎日お風呂で洗っているのに何だかすっきりしない、足の臭いが気になるという場合。

 

  ●洗面器、お湯、酢、タオルを準備 

※本当、これだけ 自宅で簡単・短時間で温かいお湯が気持ちよく、スッキリ。

 

洗面器に温かくて気持ちいいと感じるくらいのお湯を入れ、台所にある酢を入れ、その中に足湯的に足を入れて5~10分間。ちょっと足の指をグー、パーして足全体の皮膚に浸透させる感じに。

あとはタオルで拭いて下さい。酢で殺菌されすっきり感がしばらく持続します。

その後のお手入れはミョウバン水をシュッシュッ。酢とミョウバン水、Wでスッキリ。

殺菌された足に毛穴をキュッとしてくれる効果のあるミョウバン水で爽快感ありです。

家にあるもので出来て経済的、そしてその効果葉抜群。

食品を使っているので安心。ただ、お湯をこぼさないように気を付けて下さい。

 

 

 

あじさいも青くする!?

 

あじさいは酸性の土壌では青っぽい色になります。芽が良く育つ4月~5月頃に3週間おきに3回ミョウバン水(薄めに)を土に与えます。発色もよくなり青いあじさいがお好みの方はぜひ。

 

 

 

保存期間

 

原液は冷暗所で1ヶ月、薄めたものは1週間位で使い切るようにしましょう。

小さいお子様がいる家庭では、手の届かないところに置くなど、口に入れないように十分注意して下さい。

間違って目に入った場合はすぐに水で洗い流して下さい。