仙台市消防局による出初式が行われました。平成最後の出初式。出初式は明治時代から続く伝統行事です。市の無形民俗文化財に指定されている「仙台消防階子乗り」が披露され、技が決まるごとに歓声が上がります。
消防隊員ら約1000人が市役所前をパレード
仙台市青葉区で仙台市消防局による出初式が開かれ、伝統のはしご乗りなどが披露されました。出初式には仙台市消防局の職員や消防団員、婦人防火クラブのメンバーなど約1100人が参加しました。
纏(まとい):消防のシンボル。武士が戦場で掲げていた家紋つきの旗印や馬印が由来。陀志(だし)と呼ばれる大きな頭部分と、馬簾(ばれん、纏の周囲に細長い厚紙や革を垂れ下げたもの)を備えた型になっている。
火消装束:印半天 背中には組の紋が、えりには組名が染めつけられている。
市の無形民俗文化財「階子乗り」
明治時代から続く伝統のはしご乗りでは、はっぴ姿の消防団員が高さ約7メートルのはしごに登り、次々と技を披露しました。
日頃の訓練があっていざという時に私たちは助けられるんですね。
一斉放水
会場では一斉放水が行われ、今年1年の防火への願いを込めて水のアーチをつくりました。
去年・仙台市の火災
去年、仙台市内では火災が254件発生し、11人が死亡しています。これから春先にかけて空気が乾燥するため、仙台市消防局では火の取り扱いに注意するよう呼びかけています。
火の用心。火災に遭った方の話を聞くと本当にお気の毒です。お金で買えないものアルバム等は想い出も火災で消えてしまいますからね。近隣にも被害を出したり…、泥棒と違って全部。全部焼失したりするので、火の元には十分注意して下さい。
仙台市消防出初式
開催日 | 1月6日(日) |
時間 | 10:00~11:40 |
場所 | 仙台市役所前 勾当台公園市民広場 |
主催 | 仙台市消防局 |