ラグビーワールドカップ2019 日本代表ベスト8進出 日本代表メンバー
大型台風19号の接近により開催が危ぶまれていたスコットランド戦が、13日、横浜国際総合競技場(神奈川)で行われました。
日本代表は、スコットランド代表を28-21で下し、史上初となるベスト8進出を決めました。
目次
決勝トーナメント進出
怪我で休んでいた福岡選手をスタメンに松島選手らと4トライをあげ無傷の4連勝。
日本初の決勝トーナメント進出となりました。
松島のトライが日本に勢いをもたらした。0-7の前半17分。左サイドを突破した福岡からのオフロードパスを受け、ぐんと加速してインゴールで押さえた。今大会5トライ目。「(福岡と)いいコミュニケーションができた」と満足そうだった。
強い日本代表
フィジカル・身体づくり、スタミナ・最期まで立っていられる体力、と言われています。
さらには、福岡選手、松島選手といったスピードランナーがいて早いゲーム展開ができること。松島選手は、まるで飛んでいるかのように走り、倒れても一回転してスクッと立ち涼しい顔。
首の皮がむけるほど練習し、相手チームをめくり上げさせるスクラムの強さ。
姫野選手のジャッカル。
日本代表メンバー
●フォワード(FW)
稲垣啓太 木津悠輔 具智元 ヴァルアサエリ愛 坂手淳史
北出卓也 トンプソンルーク ジェームス・ムーア ヘルウヴェ 中島イシレリ
ヴィンピー・ファンデルヴァルト 姫野和樹 ピーター・ラブスカフニ
リーチマイケル アマナキ・レレイ・マフィ 徳永祥尭 ツイヘンドリック
堀江翔太
●バックス(BK)
茂野海人 田中史朗 流大 アタアタ・モエアキオラ レメキロマノラヴァ
田村優 中村亮土 ウィリアム・トゥポウ 山中亮平 ラファエレティモシー
福岡堅樹 松島幸太郎 松田力也
~選手エピソード~
●リーチマイケル選手 日本代表キャプテン
身長:189㎝ 体重:105㎏
15歳で札幌の高校留学、お寿司屋さんにホームステイ、日本食好きで好物は「カレーそば」シャイで寡黙な性格。
日本の宝と言われる。世界屈指の素晴らしいキャプテン。
●堀江翔太選手
身長:180㎝ 体重:104㎏
ドレッドヘアは奥様がやっていて、趣味はギター、沖縄三味線、帽子好き。
●姫野和樹選手
身長:187㎝ 体重:108㎏
ベンチプレス180㎏上げる怪力、オハギ等の甘いものもいける口。子どもに優しい。
ルール
15対15で行われる陣取りゲーム。いかにチーム力でボールをゴールまで持っていくか、40分40分の計80分で得点の多いチームの勝ち。
ポジションは、フォワード(FW)が8人で、バックス(BK)が7人。
前にボールを出してはいけない、ボールをポロっと落としてはいけない、倒れた選手はボールを離す行為しか認められない、スクラムを崩されたらダメ、弱いとダメ、理不尽なスポーツ。。。
ボールが先頭、横か後ろへのパスになるので後ろへ下がっていく布陣。
ボールを敵陣ゴールライン地面に付けると5点。
トライ後のゴールキックが決まると2点。
ペナルティゴール3点。
特徴
●レフェリーとの関係
レフェリーと話していいのはキャプテンだけ。他の選手はレフェリーに意見をいうことはできません。試合を見ているとレフェリーとキャプテンが話しているのを見かけますね。紳士的。一緒に素晴らしい試合を作っていくという存在。
●選手を守るルール
触ればファールというスポーツではなく、力でボールを奪う、人に当たっていくレスリング的要素がある為、ハイタックル(肩より上)等、危険なプレーには厳しい。
毎年ルールが変わるところも難しいと言われてしまう原因かもしれませんが、選手を守る為(前はOKだったことが今はダメ)のルールが変更していくのもラグビーの特徴、ラグビーらしさ。
ラグビーは監督ではなくヘッドコーチ
ラグビーの歴史は?
ラグビーの起源は、「1823年、イングランドの有名なパブリックスクールであるラグビー校でのフットボールの試合中、ウィリアム・ウェッブ・エリスがボールを抱えたまま相手のゴール目指して走り出した」ことだとされている。
※ラグビー校(ラグビーこう、Rugby School)は、英国王室エリザベス女王1世の時代、1567年に創立されたイングランドで最高峰のパブリック・スクール(名門私立学校)の1つである。
引用:Wikipedia
ラグビーの源流である「原始フットボール」は中世イングランドに起源をさかのぼる。数千人の大人数が手と足を使って村と村の対抗戦として原始的な「フットボール」を行っていた。ちなみに1点先取で勝負を決めていたことから、長時間続けるために得点するのを難しくしようとオフサイドが生まれ、今日のラグビーにもルールとして生き永らえている。試合は祝祭でもあり、死者も出るほど激しかった。
引用:Wikipedia
ラグビーはイギリスが発祥だったので植民地政策で海外に渡ったイギリス人がその地域の代表になれるようにするため国籍は問わない。
本人が日本で生まれた、両親・祖父母のうち1人が日本で生まれた、3年連続もしくは通算10年居住で代表になれる。
釜石・カナダ代表ボランティア
台風の影響で開催中止となった岩手県釜石市では
台風19号の被害を受けた岩手県釜石市で13日、泥のかき出しを行っていたのは屈強な外国人たち。実は、彼らはラグビーW杯のカナダ代表選手。
13日、釜石市の会場で行われる予定だった対ナミビア戦が中止となったことを受け、「地域のために何かできないか」と釜石市に申し出、急きょボランティアに駆けつけた。
カナダ代表は自らボランティアを申し出たという。カナダの国民性かラグビーをする精神の教えか、心優しいラガーマン。泥をかき出す姿にインタビューを受けた地元市民は涙ぐんでいました。
準々決勝 日本、南アフリカに敗れる
10月20日 東京
日本は、南アフリカの硬いディフェンス、ゴリゴリ押してくる攻撃に敗れ敗退。南アフリカは駒を進める。
日本 3 × 26 南アフリカ
衝撃の準決勝
あのオールブラックスが、イングランドに敗れる。
ラグビーW杯決勝
11月2日(土)横浜国際総合競技場
イングランド VS 南アフリカ
ハプニング続出、開始3分で選手が負傷、動かなくなり交代
イングランド、ゴールまであと1mもないような場面
攻める方も攻める方だが守る方も凄まじい
まさに死闘
南アフリカのスクラムが強い
結果は?
南アフリカ3大会ぶり3度目の優勝
南アフリカ 32 × 12 イングランド
素晴らしい試合をありがとう。
表彰式
プレゼンター 安倍首相 秋篠宮さま
秋篠宮さまより優勝カップが南アフリカへ渡される。
選手の表情は清々しい。
***歴代優勝国***
開催年 | 優勝 |
2003 | イングランド |
2007 | 南アフリカ |
2011 | ニュージーランド |
2015 | ニュージーランド |
2019 | 南アフリカ |