絢子さま「朝見の儀」 3日後に結婚式を控え 両陛下にお別れ
結婚式を29日に控えた高円宮家の三女、絢子(あやこ)さまは、26日(金)、「朝見(ちょうけん)の儀」に臨まれ、天皇、皇后両陛下にお別れのあいさつをされました。
宮中三殿を参拝
高円宮家の三女・絢子さま(28)は、平安時代から続く「おすべらかし」の髪型と、「小袿(こうちぎ)」「長袴(ながばかま)」の装いで、宮中三殿を参拝し、結婚の報告をされました。
朝見の儀
26日午後、皇居・宮殿「松の間」で、天皇、皇后両陛下にお別れのあいさつをする「朝見(ちょうけん)の儀」に臨まれた。
結婚で皇籍を離れる絢子さまは午後3時半頃、ロングドレスの左胸に勲章の宝冠牡丹章(ほうかんぼたんしょう)、髪にティアラを付けた正装姿。
両陛下それぞれの前に進み、
「長い間、深いご慈愛をもってお導きいただきましたことを御礼申し上げます」
と感謝の気持ちを繰り返し伝えられた。
天皇陛下は
「おめでとう。今後とも二人で愛を育み、良い家庭を築いていくよう願っています」、
皇后さまは
「良い家庭を築き、良い社会人として過ごしていかれますようお二人のご健康と幾久しいお幸せを祈ります」
とそれぞれ祝福された。
両陛下は絢子さまにはなむけの言葉を贈られました。
朝見の儀とは
立太子,ご結婚などに際し,天皇・皇后にごあいさつをされる儀式。
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11日、宮内庁で「皇室経済会議」が開かれ、今月29日に結婚される高円宮家の三女・絢子さまに1億675万円が支給されることが決まった。
皇族が結婚して皇室を離れる際には、品位を保つことを目的に、皇室経済法に基づいて一時金が支給されることになっている。この日の会議では、大手海運会社に勤務する守谷慧さんと結婚される予定の高円宮家の絢子さまに、皇室経済法が定める上限額である1億675万円を支給することが決まった。
絢子さま(守谷絢子)プロフィール
絢子女王(守谷絢子)
生年月日:1990年9月15日 (28歳)
学歴:城西国際大学
絢子女王は、日本の皇族。高円宮憲仁親王と同妃久子の第3王女子。第123代・大正天皇の皇曾孫。第125代・今上天皇の皇従姪。姉に承子女王、千家典子がいる。 身位は女王。皇室典範における敬称は殿下。お印は葛。栄典は宝冠牡丹章。学位は修士 。
結婚後は?
29日に日本郵船社員守谷慧さん(32)との結婚式を控えた高円宮家の三女絢子さま(28)が、皇族の身分を離れた後も、現在務めている日加協会や日本海洋少年団連盟の名誉総裁職を継続される方向で検討が進んでいることが26日、宮内庁関係者への取材で分かった。
宮内庁によると、絢子さまは結婚後も名誉総裁を続けることに前向きな意向を示しており、今後両団体と調整し、正式に手続きを進める方針。実現すれば初めてのケースとなる。
皇室の構成