秋のくだもの「梨」。みずみずしく実り収穫の時期を迎えています。甘くシャリシャリした食感がいいですよね。実りの秋、食欲の秋、おいしいものがたくさん出てくるので楽しみです。
梨の収穫
一関市花泉町でナシの収穫が始まり、秋の訪れを感じさせている。同町の野田梨園(高橋睦郎園主)でも黄色がかった「幸水」がたわわに実り、生産者が収穫作業に当たっている。
同園では30年以上前からナシを栽培。約1・5ヘクタールの農園に、甘さとみずみずしさが特徴の「幸水」、果肉が軟らかい「豊水」など約10種類を育てている。
今年は雨が少なかったため、実は例年に比べて小ぶりというが、「甘味は変わらない」と高橋園主。「気仙沼から買いに来るお客さんもいる。台風が来る前にできるだけ多く収穫したい」と、29日も雨が降る中で幸水を丁寧にもぎ取っていた。
9月上旬からは豊水、「あきあかり」の収穫が始まるという。同園近くでは直売所も開設され、作業が一段落する10月中旬までは毎日営業する。
野田梨園 「販売所の営業日」 お歳暮に「梨」 岩手県一関市花泉町花泉字野田沖17
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梨・梨の花
梨はバラ科ナシ属の植物で高さ15mほどの落葉高木。私たちが普通「梨」と言っているものは「和梨」「日本梨」で、中国梨と洋梨(西洋梨)がある。
梨の開花は4月頃、白い花びらが5枚、花粉が少し赤っぽくきれいですね。
8月下旬から11月頃にかけて、黄褐色または黄緑色で直径10 ~18㎝程度の球形の果実がなり、食用とされる。果肉は白色で、甘く果汁が多い。中心部は酸味が強い。
梨の語源には諸説あり
中心部ほど酸味が強いことから「中酸(なす)」が転じたもの。
果肉が白いことから「中白(なかしろ)」あるいは「色なし」。
風があると実らないため「風なし」
「甘し(あまし)」
「性白実(ねしろみ)」
漢語の「梨子(らいし)」の転じたもの
梨の花言葉は?
梨の花言葉は「愛情」「博愛」
梨の花はその白さから雪に例えて「梨雪(りせつ)」と呼ばれることがあり、純白で清らかな花の様子から何にも染まらず広く愛情を分け与える様子が想起され花言葉の由来になりました。
梨の栄養
●アスパラギン酸 夏バテなど疲労回復に役立つ。
●ソルビトール 咳止めや解熱効果あり。
●プロテアーゼ たんぱく質を分解する酵素で消化を促進。お肉を柔らかくしたりします。
●カリウム 身体からナトリウムを出す働きのあるため、高血圧症の方にいい。
梨のカロリーは100gあたり43kcal
梨1個 小サイズ(250g) 108kcal |
なかなか低カロリーでダイエットにも向いてるようです。