天皇陛下御在位30年 仙台 記念硬貨・記念切手 京都御所では
天皇陛下在位30年を記念した硬貨の引き換え、切手シートの発売が始まりました。
また、仙台市各役所では、お祝いする記帳所が設置されました。
仙台市役所では、震災直後に天皇皇后両陛下が仙台に訪れた時の写真を展示しています。
目次
天皇陛下即位30年 記念切手シート
天皇陛下の即位30年を記念した切手シートが発売されました。
仙台中央郵便局では午前9時の販売開始から切手シートを買い求める人たちが売り場に並び、記念の押印をしてもらう人もいました。切手は天皇陛下が幼い時期に着ていた着物をモチーフにしたデザインです。
切手シートは100万シート限定で、全国の主要な郵便局で販売されます。
購入した人は
「時代とデザインとあとその、消印ですので。
日時と、その3つを同時に楽しめるところがちょっと面白いかなと思う」
と話していました。
天皇陛下即位30年 記念硬貨
財務省は天皇陛下の在位30年を記念して、1万円硬貨と500円硬貨を発行することにしています。
21日から500円硬貨の引き換えが全国一斉に始まり、仙台市青葉区の仙台中央郵便局には午前中から愛好家が訪れ、真新しい記念硬貨を手にしていました。
500円硬貨は500万枚発行され、表面には天皇、皇后両陛下のご成婚パレードで使われた儀装馬車と桐、白樺を、裏面には皇室の菊の紋章がデザインされています。
引き換えにきた人
「今までもいろんな記念硬貨を集めてました。
平成は初めて生きているうちに変わった年号なので
(昭和と)違った色んな思い出があります」
中央郵便局では、5時過ぎには準備した250枚がすべて交換されたそうです。
また申し込み形式で販売される1万円硬貨は当選倍率が18.4倍となり、2月上旬から発送されています。
記念式典お祝いの記帳所
仙台市役所には2月24日に行われる記念式典にあわせ、記帳所が設けられました。
記帳所には東日本大震災の直後、天皇皇后両陛下が、仙台市内の避難所や仮設住宅を訪問された写真も展示されています。
記帳所は、仙台市役所と各区役所に設置されています。
この記帳所は、2月25日まで仙台市役所と各区役所に設置され、午前8時半から午後5時まで受け付けます。
記帳した人は
「涙こぼれそうになった、いつまでもお元気でいてもらいたい」
「市民のために尽くされた御二人。本当に感謝しています」
仙台市 区役所 中央郵便局
京都御所
天皇陛下の即位30年を記念して、京都御所では、即位にまつわる品々の特別公開が行われています。
京都御所は3年前から通年公開されていて、毎年、春と秋には、宮廷文化を紹介する展示を行っています。
鳳凰・麒麟の図 獅子狛犬
今回は、天皇陛下の即位30年を記念して、ゆかりの品々が特別に公開されています。
明治天皇の即位の礼(1868年)で使われた玉座「高御座」に描かれた「鳳凰・麒麟の図」の他、玉座を護るとされた「獅子狛犬」の像が初公開されました。
入場は無料。
特別公開は3月21日までです。