絢子さんと守谷慧さん夫妻の披露晩さん会 大切なご縁のあるドレス ボンボニエール
高円宮家の三女・守谷絢子さんと慧さんを祝う晩さん会が10月30日午後6時から、東京・千代田区のホテルニューオータニで行われました。皇太子ご夫妻や皇族の方々、安倍総理ら約70人を招いての晩さん会。絢子さんは、ピンクのシルクに白い小花のついたレースを重ねたイブニングドレス姿、守谷さんはタキシード姿です。
ブーケも可愛らしい
皇族方は、皇太子さま、雅子さまをはじめ、絢子さんの母・高円宮妃久子さま、姉の承子さま、秋篠宮ご夫妻と長女の眞子さまも出席されました。
安倍首相祝辞
冒頭、安倍総理が祝辞を述べました。
皇太子さま「祝福のお言葉」乾杯
「それではお二方の今後のお幸せを祈って、皆様と共に杯をあげたく存じます」
皇太子さまが、チェロを弾く絢子さんと合奏した思い出を披露し「どうぞこれからもお互いを助け合って、笑いの絶えない明るい家庭をお築き下さい」などと乾杯の発声をしました。
両家の縁を大切にするドレス
ドレスに使われている、淡いピンクのシルク生地。
これは、慧さんの母・季美枝さんが亡くなる前の年、2014年に高円宮家に贈ったもの。
当時、NPO(民間非営利団体)法人「国境なき子どもたち」の専務理事を務めていた季美枝さんがその活動を通じて、自ら選んだものだった。
両家の縁を大切にする絢子さんと久子さまの強い希望で、この生地はドレスに使われることになった。
慧さんの亡き母・季美枝さんから、絢子さんの母・久子さまへ。
そして、そのシルク生地が、晩さん会のドレスへと生まれ変わった。
ボンボニエール 葛の花と帆船
晩さん会の参列者に渡される陶製ボンボニエール(お菓子入れ)絢子さんのお印の葛があしらわれている。
蓋の裏には二人の新しい門出を祝う帆船が描かれている。
葛の花
ボンボニエールとは
ボンボニエールは、もともとボンボンを入れる菓子器を指す語。「ボンボン入れ」。
同様の菓子器を指す言葉にドラジュワールがあり、こちらはドラジェから来ている。
ヨーロッパでは子供の誕生や結婚などの慶事に際して砂糖菓子が贈られることが多く、菓子器にも記念品としての性格が生じて、装飾性の高いものが生み出された。
近代以後の日本の宮中晩餐会では、金平糖を納め、細工を施されたボンボニエールが記念品として配布されるのが慣わしとなった。
ヨーロッパのさまざまなボンボニエール
引用:Wikipedia
皇籍離脱
30日に守谷絢子さんの皇籍離脱が公文書に登録されました。29日の婚姻届の提出をもって皇室を離れましたが、宮内庁では30日午後3時ごろに皇族の戸籍簿にあたる「皇族譜」に絢子さんの皇籍離脱を登録する手続きが行われました。