仙台市・宮城県美術館「横山華山」展4月20日より開催 グッズも素敵

宮城県美術館で4月20日(土)より「横山華山」展が開催されます。

自由な画風と筆遣いで人気があった江戸時代の絵師:横山華山(よこやま かざん)。

当時の江戸の絵師たちにも大きな影響を与え、海外の研究者やコレクターからも高い評価を得ていました。

曾我蕭白や弟子たちの作品も含め約100点の展示で横山華山の魅力を紹介するものとなっています。

見れば、その凄さ、天才ぶりがわかります。

 

引用:宮城県美術館

 

 

概要

 

「横山華山」展 2019

開催日 4月20日(土)~6月23日(日)
休館 月曜日(4月29日、5月6日は開館)、5月7日(火)
時間 9:30~17:00(発券は16:30まで)
当日券 一般1300円、学生1100円、小中高生650円
場所

宮城県美術館

〒980-0861 仙台市青葉区川内元支倉34-1

主催 宮城県美術館、河北新報社、仙台放送、日本経済新聞社
お問合せ

宮城県美術館

Tel:022-221-2111

宮城県美術館HP

駐車場

有 無料 普通車:100台

 

仙台駅~美術館 MAP

引用:仙台市美術館

 

前売り券

 

一般:1,100円 

学生:900円 

小中高生:500円

 

●前売り券販売場所

宮城県美術館 藤崎 仙台三越 チケットぴあ ローソンチケット セブンチケット

イープラス 日専連カスタマーセンター(アエルビル9F) 

ニッセンレン・テラス セルバ店 河北新報販売店

宮城県庁1階売店にて販売(2/16~4/19)

 

 

展覧会構成

 

●● 横山華山 ●●

横山華山は、江戸時代後期の京都で活躍した絵師です。

福井藩松平家の藩医の家に生まれ、若い頃は貧しく、西陣織業を営む横山家の分家の養子になります。

お酒も好きだったようです。

 

蕭白を学ぶ

 

初期の作品を紹介。

横山の本家が支援していた曾我蕭白に影響を受け、奇想の画家と呼ばれる蕭白の自由で斬新な画風が華山の画業の軸ともなりました。

蕭白と華山の作品を並べた展示もあり、天才絵師の競演として見どころの一つになっています。

 

人物

 

画風は、山水・人物・花鳥共に秀で、風俗美人画は艶があり清らか、と伝えられています。

先ずは人物。

中国の故事を題材に同時代の人々の日常を写し出すなど、華山ならではのユーモアな人物表現に注目してもらいたい。

 

花鳥

 

引用:宮城県美術館

 

龍や鶴をはじめ多くの動物や花々を描いた作品のコーナーです。

良質な顔料が使われているのでしょうか、日本画ならではの美しい発色です。動物の描写・アングルからも観察力も優れていますね。

虎も多く描いているようです。

絵師は年を取ると筆力が衰えるといわれますが、華山は最晩年まで大作を手掛けていたそうです。

 

山水

 

華山は、富士山や天橋立といった日本の風景だけでなく、中国の景色も描いています。

華山の描き方の特徴として、墨を絵具のように扱い「墨で書く」というより「墨を塗る」という新しい感覚の表現をしています。筆遣いもスケッチをするような速さで紙を撫でるように描いています。

華山と名所巡り。

 

風俗

 

身近な場所、文化、行事を独自の視点・表現方法で新たな息吹をもたらし、人々の共感を得ました。

百鬼夜行図など昔の人もお化けは怖かったんでしょうか。でも、どことなくユーモラス。お化けまで清らかで憎めない感じがします。

 

描かれた祇園祭

 

見ればわかる!

 

【祇園祭礼図巻】は、江戸時代後期の祇園祭の全貌を、上下巻約30メートルに渡って克明に描いた華山の集大成ともいえる壮大な絵巻です。

祇園祭のハイライトである山鉾巡行を描く絵は他に多くありますが、巡行以外の行事や祭りで賑わう人々の姿まで事細かに正確に描いた唯一の作品です。

近年発見された下絵とあわせて展示することで、華山がいかに丹念な取材と観察を重ねたかがわかります。

引用:宮城県美術館

 

 

イベント情報

 

 《祇園祭礼図巻》を読む―横山華山の描く華麗な祇園祭の世界―

日時 5月18日(土) 14:00~
会場 当館講堂(入場無料)
講師 八反裕太郎(本展監修・頴川美術館学芸員)

 

山華山ってどんな絵師?―近世京都画壇と横山華山―

日時 6月8日(土) 14:00~
場所 当館講堂(入場無料)
講師 井上 海(千代田区立日比谷図書文化館学芸員)

 

ギャラリートーク

日時

4月27日(土)、5月25日(土)、6月1日(土)、6月15日(土)

各日14:00~(約30分)

場所 2階展示室入り口集合 要観覧券
講師 当館学芸員

 

まちなか美術講座「再発見!横山華山」

日時 5月11日(土)13:30~
会場 東北工業大学一番町ロビー2階ホール
(入場無料)
講師 土生和彦(当館副主任研究員)

 

グッズ販売

 

グッズ販売もあります。

 

図録 2,500円

A4クリアファイル 400円

ポストカード 100円

マスキングテープ 400円

 

引用:宮城県美術館

 

マスキングテープに華山の絵画は合いますね。

 

 

アクセス

 

●地下鉄東西線

「国際センター駅」より徒歩7分

「川内駅」より徒歩7分

 

●バス

仙台駅西口バスプール9番乗り場より乗車

「二高・宮城県美術館前」下車徒歩3分

 

●車

仙台宮城I.C.より15分

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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