足がつる・こむら返りの原因と対処法、予防法について

寝ているとき、プールや海で泳いでいるとき足がつる・こむら返りが起こると辛いですよね。なぜこむら返りが起こるのか、その原因と対処法をご紹介します。

 

 

 

こむら返りとは

睡眠中や運動時、ふくらはぎに突然起こる激痛。筋肉が収縮してつることです。

主にふくらはぎに起こりやすいのですが、足の裏、肩、首等にも起こります。

子供よりも大人に起こりやすく、男性より女性に起こりやすといった特徴を持っています。

また、足が冷えたときや妊娠中、病気では腰椎の疾患、糖尿病、肝硬変、腎不全などで起こるケースもあります。

 

こむら返りの原因

人によってそれぞれですが原因はいくつかあります。

 

ミネラル不足

体内のミネラルバランスが崩れると筋肉が正しく収縮・弛緩ができず足がつってしまいます。

カリウム、マグネシウム、カルシウム、ナトリウムなどのミネラル不足があげられます。

特に夏は汗でミネラルが流れ、こむら返りが起こりやすくなります。

 

運動不足や冷えによる血流の悪さ

ふくらはぎの筋肉は、収縮と弛緩をくり返し、血液を心臓に戻していきます。

体の中でポンプのような働きをしています。

運動不足や冷えなどによってこの収縮と弛緩が十分にできなくなると血流が低下しふくらはぎの筋肉に老廃物や疲労物質がたまってしまいます。

その結果、ふくらはぎの筋肉がこわばり収縮したままの状態になって、こむら返りを起こしてしまいます。

 

病気

肝硬変、腎臓病、糖尿病、動脈硬化、筋肉に関する病気などあらゆる病気で起こる可能性があります。

 

 

こむら返りの対処と予防法

対処法

足の親指をつまみ、反らせるように引っ張ります。足の裏やふくらはぎが固く張っているいる場合はゆっくりマッサージをして筋肉をほぐしましょう。

特に水場で起こってしまうと危険です。自分でも出来るので覚えておくと安心です。

 

効果効能を保証するものではありません。万が一体調が悪化した場合はすぐに中止して医師に相談してください。

 

予防法

食事による予防法

バランスの良い食事を心がけましょう。

マグネシウムを多く含むとされる食べ物

ソバ・バナナ・海苔・ヒジキ・わかめ・昆布・豆・五穀・豆腐・抹茶・ゴマ・野菜・トウモロコシ・魚・シイタケ・牡蠣・イモ・納豆・果物

 

「こむら返りにはバナナが良い」と言われます。バナナにはカリウムやマグネシウム、カルシウムなどが多く含まれており、足がつる人におすすめの食品とされています。

 

とはいっても毎日の食事で栄養を取り続けるのはなかなか難しいものです。食事でとり切れない場合はサプリメントで栄養補給。

 

 

漢方薬を飲む

芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)はこむら返りに即効性があるとされ、副作用がないというのもおすすめのポイントです。

 

体を冷やさない

夏場、寝る時は冷房で部屋を冷やし過ぎないように注意して下さい。朝方は体温が下がるので起こりやすくなります。

レックウォーマや靴下を履いて温めるのも効果があります。

温かいものを食べる。体を冷やさないようにしましょう。

 

運動をする

運動不足もこむら返りに関連性があると言われています。

日ごろから運動を取り入れましょう。車を運転する方等は特に運動不足になりがちです。ウォーキングやふくらはぎに負荷がかかるエクササイズで血流をよくすることが大事です。

運動のし過ぎも筋肉疲労からこむら返りを起こしやすくなりますので、無理をせず運動後は筋肉を休めるようにしてください。

寝る前に軽くストレッチをするもの良いでしょう。

 

原因になっている病気を治す

こむら返りを繰り返すという方は裏に病気が隠れていることがあるかもしれません。心配な方は病院行って診てもらうのが一番安心ですね。

 

 

 

 

 

 

 

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