宮城県新品種いちご「にこにこベリー」赤く・甘い・ハイブリットいちご
11月26日定例会見で村井知事が宮城県のオリジナル新品種「にこにこベリー」を発表しました。きれいな形と中まで赤い色、酸味と甘味のバランスが良くとても美味しいの特徴。このいちごは「もういっこ」と「とちおとめ」のいいとこどりをしたハイブリット。早くたくさん生産してほしいです。
目次
定例会見で村井知事が「にこにこベリー」発表
宮城県産イチゴの新しい品種「にこにこベリー」がお披露目されました。果肉も真っ赤でクリスマスケーキにもぴったりな宮城オリジナルの品種です。
26日の定例会見で村井知事が発表した「にこにこベリー」は、宮城県オリジナルの新しい品種のイチゴです。
中まで赤いいちごです。
2020年産からの本格生産を目指し、今年11月に親株(約6000株)の一般向け販売を始める。
にこにこベリーは、県産主力品種「もういっこ」と「とちおとめ」を掛け合わせて誕生した。果皮や果肉は鮮やかな赤色で、果実の形がそろい、香りの良いのが特長。収量が多く、輸送性にも優れる。品種、商標登録を既に申請し、審査が進められている。
フォーラムには生産者や農協関係者ら約130人が参加し、栽培試験を見学するなどした。にこにこベリーを試食すると「果実が大きく、甘い」などの声が上がった。
今年1月、フォーラムの試食では評判も良かったようですね。
12年かけて開発
県の研究施設で12年かけて開発、11月から「プレデビュー」として試験栽培された分が出荷されました。奇麗な円錐形と甘さと酸味のバランスの良さが特徴です。
また、果肉が鮮やかな赤色のため、クリスマスケーキにも多くの需要を見込んでいます。
12年間で3万粒。もう、宮城県の威信をかけてですね。
練乳片手に摘んで食べて歩きたい♡
にこにこベリーの特性
●品種の特性 草姿が立性で大株になる。 花芽分化が早く、収量が多い。 奇形果が少ない。 果実が硬い。 果肉が赤い。 |
果実もしっかりしているんですね。どうしても傷みやすい苺。輸送性に優れているということは遠方の方にもきれいな状態で届けられる。素晴らしいです。
農業・園芸総合研究所
農業・園芸総合研究所
JR東北本線「南仙台駅」または「名取駅」より車で約10分,タクシーで約1,200円です。
JR「南仙台駅」西口からは、市内乗り合いバス「なとりん号」で約15分(片道200円)です。
東北自動車道「仙台南IC」より車で約20分。
申し込みをすると見学もできます。
詳しくは宮城県のHP、農業・園芸総合研究所へご確認下さい。
今後に期待
「にこにこベリー」は11月から6月まで収穫が可能で、日持ちも良いことから、県では「とちおとめ」に代わる県産の主力品種として期待しています。
村井知事「特に東日本大震災以降は沿岸部が大きな被害を受けて、亘理・山元を中心に作っていたイチゴ農家が大きなダメージを受けたので、園芸農業をさらに広げる意味でも、このイチゴをエースに育てていきたい」
宮城県内で農家の方は結構いちごを作っています。亘理・山元は、仙南でいちごが有名でしたが、海にも近いため東日本大震災では、津波の大きな被害に遭い大打撃。風景がすっかり変わってしまい壊滅的なところも多数ありました。
美味しいいちごをたくさん作って下さい。もう、自ら作りたい。収穫時点で我が口に入りいそうですが…。応援・宣伝させていただきます。
にこにこベリーPR
●JR仙台駅で12/1、にこにこベリー披露会があり200人に無料配布された。
伊達武将隊もPR
●12/4、「グリルみのる」エスパル仙台店で「にこにこベリー」の試食会が行われた。
にこにこベリーは、現在、「いたがき」本店・エスパル店で取り扱っています。
試食会で提供されたケーキ
いちご
イチゴは、バラ科の多年草。 一見して種子に見える一粒一粒の痩果が付いた花托部分が食用として供される。甘みがあるため果物として位置づけられることが多いが、草本性の植物であるので野菜として扱われることもある。
古代ローマでは、すでにいちごの栽培が行われていた。
我が宮城県では、亘理がいちごの栽培が盛ん。
いちごって、ねずみが食べてしまうそうです。
いちごって、花が咲く時期に受粉させないとボコボコに…形が悪くなるんです。
そこでハウスではミツバチと猫が活躍。
ミツバチは受粉を助け、猫はねずみ退治に貢献。
猫はいちごを食べないし夜行性なのでミツバチとかち合うこともなく、昼・ミツバチ、夜・猫のシフト制。
面白いですね。
ピンクのいちごの花もかわいい
いちごの栄養価
●ビタミンC
いちごはビタミンCが豊富です。成人の一日のビタミンC所要量は約50mgで、いちご4粒ほど食べればOK。
美肌効果 アンチエイジング 風邪予防
●ポリフェノール
がん予防 疲れ目 メラニン抑制 美白効果
●食物繊維
むくみ 便秘 下痢の改善 コレステロール減少
●カルシウム マグネシウム
歯や骨を強くする 骨粗しょう症予防
●葉酸
貧血予防
ビタミンCは水に溶けやすい
ビタミンCは水に溶けやすいのでいちごを洗う時はヘタを取らずに洗ってください。
洗ってからヘタを取りましょう。
さらに栄養価をUPさせるには
そのまま食べるよりも練乳や牛乳と一緒に食べると体への吸収力が2~3倍になるそうです。
脂質と一緒の摂取がよいとのことなのでアイスもありですかね。
いちごは歯にいい
イチゴの赤い色素には、ワインと同じ抗酸化物質「ポリフェノール」が含有されています。
血液をサラサラにして新陳代謝を活性化する作用があり、歯茎の健康に役立っています。
イチゴには歯のエナメル質を強化する「キシリトール」が、100g中350mgも含有されているのです。
エナメル質が酸で溶けるのを防ぎ、ダメージを受けたエナメル質を再石灰化する役割を担っています。
イチゴのキシリトールは、口内の酸性を中和して酸の発酵を抑制する働きがあり、雑菌の発酵と繁殖を抑制し、虫歯の要因となる歯垢ができ難い環境にしてくれます。
歯茎から出血して心配になった時、イチゴのビタミンCが歯茎の血流を活性化し、歯茎の健康と歯槽膿漏予防に効果を発揮します(歯茎から出血する要因は、ビタミンCの不足が考えられます)。
イチゴの甘味は唾液の分泌を促し、キシリトールと唾液のカルシウムが結合し、歯からカルシウムが溶けだすのを防いでくれます(エナメル質をコーティングし、虫歯の要因となる酸や雑菌を寄せ付けない効果が期待できます)。
歯って本当に大事ですからね。
歯周病も血糖値、糖尿病等と関係があり、あなどれません。
放置しないで早めに歯医者さんに行きましょうね。