つまみ細工の作り方・髪飾り はじめてでも簡単 三角バラ「剣つまみ応用」スカーフ留めもご紹介
つまみ細工の作り方・髪飾り。今回は剣つまみの応用で三角バラの作り方をご紹介します。前回同様、まとめた髪の好きな位置に付けられ角度調整もできる使い勝手がいいUピンを使用。Wクリップでさがりをつけた作品や組紐でつないだスカーフ留めもご紹介します。
準備するもの・つまみ細工ができるまで・土台をつくる・糊板の準備はこちらをご参照下さい。
三角バラ・剣つまみの応用
材料
ちりめん(花)3㎝四方×5枚 2.5㎝四方×4枚 2.25㎝四方×1枚
Uピンの丸土台(直径2.5㎝) パール4㎜
できあがり花直径サイズ3.5㎝
●剣つまみ
正方形に切った布をピンセットで手前に折りたたみ、親指で押さえピンセットを抜きます。
山の手前を若干浅く折り(内側になる)接着面に少量の糊をつけると仕上がりがきれいで扱いやすい。ポイント
布の真ん中に挟み直し、さらに半分にたたみ、ピンセットを抜いて中央でしっかり挟みます。
さらに三角の真ん中から手前に折りたたみます。
端を人差し指と親指でしっかり押さえ、花びらの角をピンセットでつまみ引き抜いて剣のようなしゅっとしたつまみに仕上げます。
花びらの背にピンセットを挟み直します。
布の裁ち目がしっかりつくように糊板に置きます。
●葺く
剣つまみの足を広げて、3層に重ねて葺いていきます。
ボンドを塗った土台にまず1段目外側の大きい花びら(3㎝)から葺き始めます。
三角に足を開き、2枚目の花びらは右側の先を1枚目の花びらの外側につくように置きます。同様に5枚目まで葺いていきます。
1段目の5枚が葺けたところで五角形になっているか調整、側面もしっかりついているか確認しましょう。
2段目(2.5㎝)は、1段目の花びらと花びらの間に置くように、といっても4枚しかないのでこの段階でできあがりの上下の見当を付けます。3段目のくるっと丸めた芯の先が下の方がかっこいいです。1段目と3段目のバランスを考えて2段目は葺いていきましょう。
3段目(2.25㎝)残り1枚は、三角の端からくるっと巻きます。
重なり部分をピンセットでしっかり押さえて花の真ん中に差し込みます。
パールにボンドをつけ、好きな位置に付けてできあがり。
作品
ヘアピンに同様のバラと剣つまみの葉をつけた髪飾り。
さがりをつけWクリップをグルーで接着した3つの花を組み合わせた髪飾り。
ちりめんの色を変えたバラの髪飾り。
組紐で単体のバラをつないだスカーフ留め。
スウェーデン・夏至祭の民族衣装からイメージしました。つまみ細工も浴衣などの和装髪飾りだけでなく洋風の飾りにも合いますので楽しんでみて下さい。