いじめ、不登校、悩みがあったら相談してね 秘密は守るよ 「子どもの人権110番」仙台法務局
「子どもの人権110番」8月29日から9月4日まで強化月間です。夏休み明け、子どもの自殺が多くなる傾向にあるとのことです。親にも先生にも相談できずに悩んでいる子供達、助けてくれる大人がいます。相談してくださいね。
8月29日~9月4日「子どもの人権110番」の強化週間
8月29日から9月4日までは「子どもの人権110番」の強化週間です。
「子どもの人権110番」は学校でのいじめなど子どもの悩み相談に応じていて、強化週間の9月4日までは時間を延長して、午後7時まで受け付けるほか、土日も開設します。
強化週間は例年6月でしたが、夏休み明けに子どもの自殺が増える傾向にあることから今年からこの時期に設けました。
仙台法務局によりますと、去年寄せられたいじめに関する相談は218件で、SNS上での友人関係のトラブルが多いということです。
人権擁護委員・国吉信子さん「今ちょっとこういうことで悩んでるんだ。苦しんだ。辛いんだということで構わないので、早めに解決して楽しい生活ができるように一緒に考えたい」
「子どもの人権110番」は0120ー007ー110です。
いじめや家庭内における虐待等に悩む子どもたちの声を拾い上げています。
仙台法務局
仙台法務局 宮城県人権擁護委員連合会
実施期間等
0120-007-110(子どもの人権110番)
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「いじめ、体罰を受けた。」「インターネット上でプライバシーが侵害された。」「近所で子どもが虐待を受けている。」など本人だけでなく保護者の方、見聞き方皆様の電話相談利用をしていただきたいとのこと。
ご不明な点は仙台法務局人権擁護部(電話:022-225-5743)まで。
子どもの人権とは
子どもの権利は、子どもが持つ人権のことである。 そこには親や保護者との適切な関係性を保持する権利、基本的な食事の必要を満たす権利、教育を受ける権利、保護とケアを受ける権利、子どもの年齢と発達の度合いから見て適切な刑事法の適用を受ける権利、人間としての独自性を発揮する権利などが含まれる。
人権は、人が幸せに生きるための権利です。あなたはあなたの人生の主人公です。掛け替えのない人生を歩んでいます。親や友達の小間使いでもなければ奴隷でもありません。自分を責めるな。勇気を出して話してください。幸せを求めていいのです。自分を大切にし他者も大切に思ってください。一人一人は尊重されるべきものです。
ユニセフの「子どもの権利条約」
子どもの権利条約とは、1989年11月に国連総会で採択された国際条約です。
ユニセフの子どもの権利条約4つの柱
生きる権利
すべての子どもの命が守られること
育つ権利
もって生まれた能力を十分に伸ばして成長できるよう、医療や教育、生活への支援などを受け、友達と遊んだりすること
守られる権利
暴力や搾取、有害な労働などから守られること
参加する権利
自由に意見を表したり、団体を作ったりできること
子どもは身体的にも精神的にも発達段階、経済的にも一人では生きてはいけないので周りの大人も子供の安心・安全のために見守らなければいけませんね。
1+1=2 お利口さんのおバカさん、答えは1つではありません。人の人生は数学のように答えは1つとか割り切れるものでもありません。他の選択肢もあるのです。一人で悩まず、信頼できる大人と相談しましょう。2人で悩めば、1+1=2以上の解決策があったりします。