登米市 長沼はすまつり2019 8/1(木)~ 舟で行けば、そこは極楽浄土
登米市長沼で8月1日(木)から「はすまつり」開催。
夏になると長沼の湖面に数十万本のはすの花が咲き、遊覧船で中に入って行けば、そこは極楽浄土。
神々しいほどに美しい桃色のはすの花と大きな葉には丸い水滴が輝きます。
はすの花は、午前中にきれいに咲いてくれるので午前中がおすすめです。午後になるとだんだんと花はしぼんでいきます。
概要
第18回登米市長沼 はすまつり
開催期間 | 2019年8月1日 ~ 8月31日 |
場所 |
兵粮山公園 登米市迫町北方兵粮23-1 |
主催 |
登米市観光物産協会 |
お問合せ |
登米市観光物産協会 TEL:0220-52-4648(平日9:00から17:00まで) |
後援 |
登米市 |
駐車場 |
有 |
湖上遊覧
船頭さんの面白いトークを聞きながらゆっくり舟に揺られてみませんか?舟は、花の間を縫うように進みきれいに咲いているところで止まってくれますので写真撮影も楽しめます。
遊覧船・毎日運行
開催期間 | 8月1日 ~ 8月31日 ※天候により運航中止の場合あり |
運航時間 | 9:00~16:00 (最終日は12時00分まで) |
発着場所 |
兵粮山公園内、長沼特設桟橋 登米市迫町北方字兵粮120-1 ※長沼温泉ヴィーナスの湯の駐車場から車で下ると、「はすまつり」用の駐車場があります。 |
料金 |
一般 800円 小人 500円 4歳以上 300円 ・団体割引10名様から ・お得なセット券(遊覧船と長沼温泉ヴィーナスの湯入浴セット券)1,000円 |
お問合せ | 090-2847-6352(会場本部/開催期間中のみ) |
はす
はす 蓮
学名:Nelumbo nucifera
原産:インド
ハス科の多年性水生植物です。
地下茎は、あの「蓮根」(れんこん、はすね)。穴の開いたれんこんさん、根菜です。花の様に穴が開いていて輪切りがきれいですね。「先を見通す」に通じ縁起物としておせち料理等で用いられますが、煮物だけでなくちらし寿司のネタや天ぷら、きんぴら、薄く切って揚げたものをサラダ、カレーのトッピングにしても美味しい。厚切りしたものはもちもち食間。酢水で色止めしたものはシャキシャキ。カリウム、ビタミンC、亜鉛、銅、ムチン等を含む。
花名の由来は?
花托が蜂の巣の様に見えたことから日本では「はちす」、そこから「はす」になったといいます。実際は、蓮は「はすの実」という意味だそうです。
水芙蓉、芙蓉もよく聞きますね。他に不語仙(ふごせん)、池見草(いけみぐさ)、水の花とも呼ばれます。
はすとのかかわりは古くから
仏教とのかかわりが深く、如来像の台座、お寺・仏壇の装飾をイメージされる方も多いと思います。宮殿・神殿・寺院等の建物ともよく合い、朱塗りの柱とはすの花という美しい風景も日本人には想像しやすいでしょうか。
釈迦(仏陀)は、生まれるとすぐに立って歩いたという
生まれたばかりの釈迦が歩きはじめると、
最初に地面に足を着いたところからハスが生まれ、
北に向って七歩歩んだその足跡のひとつひとつから、
大輪の蓮の花が咲いた。
そして、釈迦は、蓮の花に立ち、
「天上天下唯我独尊」と、
第一声をあげた・・・・・と伝えられている。
●蓮を使った言葉
「一蓮托生」:死後に極楽浄土に往生し、同じ蓮花の上に生まれ変わって身を託すという思想から、事の善悪はともかく、結果はどうであれ、最後まで行動・運命を共にする言葉になりました。
中華料理でスープをすくう時に使う食器・レンゲも漢字で蓮華。花びら1枚をスプーンに見立てるなんて古人も素敵ですね。
花言葉
はすの花言葉は
「雄弁」
エジプト神話に登場する死者の世界の神オシリスが雄弁だったことから。オシリスの座る台座からはすが咲いている絵が描かれており、はすはオシリス王に捧げられた花。その花の上に人が数人。再生の象徴、聖なる花(睡蓮の一種)
「清らかな心」「神聖」…等々
はすは、日本だけでなく、エジプト、インド、中国、ギリシャ神話にも変身伝説があり神々と縁のある花なんですね。
ロータス効果
「蓮は泥より出でて泥に染まらず」
泥の中にあっても蓮の花や葉は、きれいな状態を保っています。葉の表面に落ちた水は表面張力によって水銀の様に丸い水滴となり下に落ちます。このハス科の植物に見られる自浄性をロータス効果といいます。
はすの英名 Lotus(ロータス)
写真AC
アクセス
長沼行の公共交通機関はありません。
●電車
JR東北本線・新田駅よりタクシーで10分。
●車
東北自動車道・築館ICより車で30分。
三陸自動車道「登米IC」から約20分
※車のナビは、「長沼温泉ヴィーナスの湯」に設定。